新型コロナウイルスの影響により家で過ごす時間が増えた相方が最近ベランダでビオトープを始めました。
ビオトープの”ビ”の字も知らないような超初心者ですが、いろいろな専門サイトを見て勉強している様子。
➡(当ブログの記事)【準備編】初心者がベランダでメダカのビオトープに挑戦してみた
ビオトープには生き物が必須で、その中でも主役といえるのが【メダカ】です。
農薬や生活排水による環境の悪化や小川の減少、用排分離などによって絶滅が危惧されている二ホンメダカだけでなく、近年はヒメダカを始めとする品種改良メダカを水槽やビオトープに入れて観賞する人が増えているようですね。
相方は改良メダカのキラキラ具合が気に入ったらしく、近所で生体を購入できるお店を探しましたが残念ながら見つからず。
最終的に「メダカ 通販」でグーグル検索して一番上にあった『めだか本舗』というメダカ通販ショップで購入することにしました。
※めだか本舗は閉店した可能性があります。↓
➡(当ブログの記事)メダカ通販店「めだか本舗」が閉店?サイトも電話もつながらず…
メダカ通販ショップ『めだか本舗』
めだか本舗さんは広島県東広島市に本社を置く通販専門店です(店頭販売などはしていない)。
創業者である二野宮正氏が定年後の趣味のような形で2005年2月から営業を始め(法人化は2015年)、その後正氏の長男・良博氏がIT系企業で働いた経験を活かして通販用サイトを作成。
当時はメダカ専門の通販店自体がほとんどなく、当然今のようなノウハウの公開もなかったため、「生き物を扱ったネット通販の経営は簡単ではない」という指摘もあったようですが、手間を惜しまない養殖や細心の注意を払った配送、ブログを通した情報発信などが多くの人に受け入れられ順調に成長し今に至っているとのこと。
メダカ通販ショップのパイオニア的存在のようですね。
改良メダカ3種を購入
私も相方同様メダカ素人なのでそれぞれのメダカ通販ショップの特徴などは分かりませんが、めだか本舗さんは種類はそれほど多くはないけど値段は良心的だと思います。
売り切れのメダカが多い中、私たちが購入したのは【濡烏】【オーロラベルベット】【プラチナブルー-輝-】という3つの品種。
それぞれ5尾+αで1500円~4250円でした。一般的なメダカは1尾数十円程度で買えるので1尾300円~950円の改良メダカはやっぱり高級ですね。
4000円以上は送料無料で、5000円以上で5%引き、10000円以上で10%引きというまとめ買い割引もあります。
購入時の裏技
それと購入時には2つの裏技が。
私は全く気付かなかったのですが、どうやら【商品の発送に使う発泡スチロール箱を白→黒に変更】と【メダカ用飼育水多め】という裏メニュー的な商品があるようです。
商品が入った発泡スチロールはかなりしっかりしたものでメダカの飼育にも十分使える代物。
発泡スチロールの色を白→黒に変更するには追加で270円必要ですが、黒の発泡スチロールでメダカを飼育すると保護色機能が働きメダカ本来の色を出しやすくなるみたいですよ。
ただし、要注意なのが配送時の破損。
この発泡スチロールで送られてくるので配送時の取り扱いによっては亀裂などが入って使い物にならなくなる可能性も…。そのあたりも考慮して購入したほうがいいでしょうね。
ちなみに黒の発泡スチロールは大手ペットショップのチャームさんなどでも販売されています。
【メダカ用飼育水多め】は水作りに自信のない人や購入したメダカをなるべく同じ環境で育てたい人におすすめ。プロが作った水なのでメダカ初心者でも安心ですね。こちらは無料です。
この2つはいずれも”商品”として出品されているので、生体と一緒にショッピングカートに入れる必要があります。
今回は全く気付かなかったので時すでに遅しですが、次回めだか本舗さんで生体を購入する時には利用したいと思っています。
めだか本舗の発送は遅い?
3種のメダカを注文し後は到着を待つだけ。
しかし、ここからが長かった…。
注文したのは4月の頭頃だったのですが、そこから”一両日以内”に届くはずのお届け日記載メールがなかなか来ず。
結局お届け日記載メールが届いたのは5月の中旬でした。
最初のご注文確認メールにお届け日記載メールの送付時期について「繁忙期の場合数日お時間をいただく場合があります」とあったので、それ以上かかった今は超繁忙期だったということなのでしょう。
到着はそこからさらに10日以上。注文から約1か月超でようやくメダカたちがやってきました。
ショップのレビューを見ると到着まで数か月かかったという内容のものも多数見受けられたので1か月超ならまだ早いほうなのかな。
ネットで「めだか本舗」と検索すると「めだか本舗 発送」や「めだか本舗 遅い」というサジェストキーワードが出てきますが、発送が遅いのは間違いないと思います。これは人気店ならではの悩みといったところでしょうか。
注文してすぐに届けて欲しいという人は違うお店を探したほうが良さそう。到着をゆっくり待てる気の長い人におすすめのお店なのかもしれません。
加筆→メルマガに商品発送の目安を記載してくれるようになりました。繁忙期ではない冬場は数日から1週間程度で届くことも。
丁寧な梱包とおまけのエサ
待望のメダカたちは午前中にヤマトさんによって我が家に届けられました。
大きくてしっかりした発泡スチロールが届き、中身は広島ならではのカープの宣伝入り新聞紙できっちり固定済。
以前初めて生体(ミナミヌマエビ)をネット購入した時はメール便配送だったので若干衝撃を受けましたが、メダカの配送はこれくらいの丁寧な梱包がスタンダードなんですかね。好感度高し!
➡(当ブログの記事)【ミナミヌマエビ編】初心者がベランダでメダカのビオトープに挑戦してみた
次に目がいったのは注文した覚えのない”きなこ”のような茶色の粉。
通販サイトをまじまじと見るとトップページに「おまけにエサ(成魚稚魚兼用)までつけちゃいます!!」という小さな文字を確認しました。プロが使っているメダカ用のエサ。地味にうれしいおまけです。
おまけの概念を壊す大量のメダカたち
そしてついに改良メダカたちと初対面。死着は0で皆元気でした。
オーロラベルベット!
プラチナブルー-輝-!!
濡烏!!!
数多すぎ!(驚愕)
間違いなくそれぞれ30尾以上はいる。
5尾+α(おまけ)とは一体…。
5尾+αとか書いてたら普通7匹くらい、多くても9匹くらいですよね?「α」が本体より多いとかありえないし。
レビューにおまけが多い的なことを書いてる人は何人かいましたが、私の中のおまけの概念が完全に壊れた瞬間でした。
10匹弱なら小さな容器でも大丈夫だろうとダイソーで小さめの発泡スチロール容器を3種類分買ってきたのですが、この数は確実にキャパオーバー…。
今あるトロ舟60ビオトープにこの子たちを全て入れるわけにはいかないので、お隣にお裾分け+新たなビオトープの立ち上げを検討中です。
これからめだか本舗さんでメダカの購入を検討している人は”おまけ”という言葉にだまされないように!そこそこ大きめの容器を準備しておいたほうがいいかもしれません。
毎回ではないかもしれないけど、もしかしたら私のようにメダカ販売業者を始められそうなくらいの数を送ってくる可能性がありますよ(笑)
1cm未満のメダカの稚魚(針子)たちをお迎え
冗談はここまでにして、やってきたかわいいメダカたちのお迎えです。
1時間程水温を合わせた後に1時間程かけて水合わせを行い小さな容器へGo!
まずはオーロラベルベット。
3種の中で一番サイズが大きかったのがオーロラベルベットです。それでも1cmくらいの稚魚。
商品ページに「Sサイズ」と書かれてあったのでサイズに関しては理解していましたが、やっぱり小さいですね。
お次はプラチナブルー-輝-。
2番目に小さかったのはこの品種。1cmないくらいの大きさ「針子」サイズです。
稚魚は成魚に比べて水質や水温の変化に弱く死亡率も高いのでそれを見越しての大量おまけなのかもしれませんね。
最後は濡烏。
3種の中で一番小さいのがこの品種。
今ちょうど先住メダカたちの卵が孵化したところなのですが、その生まれたての子供たちよりもちょっとだけ大きいくらいのちびサイズです。
無事全員が大きくなれるよう大事に育てたいと思います。
めだか本舗さんのそれぞれの商品ページを見ると、順調に育てば上の画像のようになる可能性もあるみたいなので稚魚の成長の過程が楽しみです。
YouTube動画
以上、メダカ通販サイト『めだか本舗』さんを初めて利用した感想でした。
参考にさせていただいた記事・サイト
- メダカ販売 めだか本舗
- 観賞用メダカ市場 ネット通販で開拓|コミミ口コミ