靴を買いたいと思った時、一昔前なら近くの靴屋さんに行って気に入った靴を探しサイズを合わせて購入するのが普通でした。
しかし、今は家にいながら様々なメーカーやブランド、モデルを選べて値段も安いネット通販を利用する人が多いのではないでしょうか。
Amazonや楽天市場などの大手ネットモールのセール時には半値以下で販売されていることもあったりするので、そういう時にはついつい衝動買いしてしまいます。
男性だけどナイキのウィメンズシューズを買ってみた
ウィメンズとは?
先日も楽天市場のNIKE公式ストアで”楽天ポイントで半額還元”のシューズがあり、値段もデザインも気に入ったので購入しようとしたのですが、気になったのは商品タイトルについていた【ウィメンズ】という文字です。
ウィメンズクリニックとかウィメンズマラソンなど、前から時々見聞きしていた「ウィメンズ」という言葉。
調べてみると、どうやらウィメンズとは”女性用とか女性向きという意味“だそう。
《womenはwomanの複数形》女性用・女性向きであること。また、そのもの。「ウィメンズクリニック」
今まで知らなかったけれど、ウーマンの複数形はウーメンではなく「ウィメン」とか「ウィミン」と発音するらしいですね。
ちなみにウーマンも本当は「ウォマン」とか「ウォメン」と発音するんだとか。英語って難しい。
アシックスやアディダス、ミズノなどは「レディース」という言葉を使っていますが、多分意味的にはウィメンズと同じ。
ナイキのほかにはアンダーアーマーがウィメンズという言葉を使っていた気がします。
ナイキシューズのメンズとウィメンズのサイズ感の違い
では、本題のナイキシューズのメンズとウィメンズのサイズ感の違いについて。
ナイキの中の人に直接聞いたところ、メンズとウィメンズのサイズ感に違いがあるのは、より足にフィットするシューズをつくるためにメンズは男性の足型、ウィメンズは女性の足型を使っているからだそう。
足の形は人それぞれですが、一般的に女性の足のほうが華奢なので、ウィメンズのほうがメンズよりも横幅が狭く足の甲も低め、つまりタイトにつくられているようです(ウィメンズの方が0.5cmくらい小さめ?)。
メンズがウィメンズシューズを履く際のサイズ選び
ナイキの公式サイトにはシューズのサイズ表のページがあり、”かかとからつま先までの長さ”によって最適なサイズが分かるつくりになっています。
しかし、このサイズ表はあくまで男性がメンズシューズを、女性がウィメンズシューズを履くことを想定したもの。
男性と女性とでは足の形(幅の広さや甲の高さ)がかなり違うので男性がウィメンズシューズを履く場合は注意が必要です。
ナイキのスニーカーは一般的なスニーカーよりも小さめなフィット感になっているのでサイズを選ぶ時は普段のサイズよりも大きめを選ぶのが基本。
※同じナイキでもモデルによってフィット感は違います。例:エアフォースはぴったりサイズ、エアマックスやエアジョーダンはやや大きめがおすすめなど。
それに加えて、男性がウィメンズシューズを履く場合はさらにハーフサイズくらい大きめを選べばいいかなと思います。
ただ、同じ男性でも足の形は十人十色。幅が広くて甲が高い人もいればその逆の幅狭・甲薄の人もいます。
自分の足が平均よりもごついか華奢かは分かると思うので、前者ならワンサイズ、後者ならハーフサイズ大きめを選ぶなどして対応すればよいでしょう。
メンズとウィメンズのシューズの見た目に関しては、もちろんウィメンズ限定のモデルもあるけれど、エアフォース1のようにメンズもウィメンズも展開されているモデルでカラーも同じなら外見の違いはほとんどないとのことです。
購入したのは「タンジュン」のウィメンズシューズ
ナイキの人に直接話を聞いて安心した私はいつも自分が履いている靴よりもワンサイズ大きめのものをセレクトしました(ナイキ補正0.5cmプラスウィメンズ補正0.5cm)。
購入したシューズは「タンジュン」というモデル。
「タンジュン」は日本語で「シンプル」を意味する言葉。ナイキ タンジュンはエレガントなシンプルさを追求した究極の一足。すっきりとしたスタイルを演出する洗練されたアッパーにより、便利かつ快適で現代的なデザインに仕上げました。
通常の販売価格は6600円ですが、セール時に購入したのでポイントバックを含めると2000円台で買うことができました。
真っ白でデザインもすっきりしていて「こういうのでいいんだよ 」感が溢れています。
念入りに確認してから購入しただけあってサイズ感もピッタリ。
いつも履いているメンズシューズよりもフィット感が良くて、デザイン・履き心地ともにとても気に入っています。
男性がウィメンズのシューズを履くのはどうか、という人もいますが、ナイキの中の人は「ウィメンズシューズもぜひ男性に履いてもらいたい、ユニセックスに使ってほしい」と言っていたので全然OKだと思います。
このあたりはさすがLGBTQIA+に関する取り組みに定評があるナイキですね!
「レズビアン(Lesbian)」、「ゲイ(Gay)」、「バイセクシュアル(Bisexual)」、「トランスジェンダー(Transgender)」の各単語の頭文字を組み合わせた『LGBT』に、「クィア(Queer)」もしくは「クエスチョニング(Questioning)」、「インターセックス(Intersex)」、「アセクシャル(Asexual)」の頭文字とその他の様々なセクシュアリティを包括する意味である「+」を加えることで性の多様性に配慮した呼称・表現。
以上、ナイキのウィメンズシューズはメンズシューズに比べて少しタイトなつくりになっているので、男性がウィメンズシューズを購入する際は少し大きめサイズのものを選ぼう、という記事でした。
参考にさせていただいた記事・サイト
Special thanks to Nike staff.

