生体が入ってそれとなく形になってきたベランダビオトープ。
パイロットフィッシュの次は「ミナミヌマエビ」を導入します。
➡(当ブログの記事)【準備編】初心者がベランダでメダカのビオトープに挑戦してみた
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ビオトープにミナミヌマエビを導入
メダカと相性が良いミナミヌマエビ
ミナミヌマエビは、水草が豊富な淡水域に生息する小さなエビで、オスは2cm、メスは3cmほどの大きさです。
釣りのエサとしても使われることがありますが、アクアリウムやビオトープでは、厄介な苔や食べ残しを掃除してくれる優秀なタンクメイトとして知られています。
特に、生息環境の条件が似ているメダカとの相性が良いとされています。
ビオトープ内の水をできるだけきれいに保ちたいため、ミナミヌマエビを導入することにしました。
ミナミヌマエビ以外では、ヤマトヌマエビがメダカと混泳可能なエビとして有名です。
どちらを選ぶか迷いましたが、ミナミヌマエビのほうが小さくてかわいいこと、性格がおとなしくて他の生物を襲わないこと、水草を傷めないこと、そして淡水でも容易に繁殖可能な点に惹かれました(ヤマトヌマエビの繁殖には汽水環境が必要)。
寿命については、ミナミヌマエビが1~2年なのに対し、ヤマトヌマエビは2~3年と少し長めです。
また、コケ取り能力については、最大で5~6cmになるヤマトヌマエビのほうが、ミナミヌマエビよりも優れているそうです。
通販で安くミナミヌマエビを購入
ミナミヌマエビは河川や水路などで捕獲することもできるみたいですが、そういう場所にはもちろんほかの生き物もいるわけで…
ミナミヌマエビだけを狙って獲るのは難しそうだし、なんか別のすごいのが獲れても怖いので私は無難に通販で購入しました。
私が利用したのは『三九屋(みくや)』というネットショップ。※現在は「ガーデン・ギルド」という名前に変更されています。
こちらではミナミヌマエビ50匹+α(補償分として5匹)が送料無料の1680円で販売されていました。
これはかなりお安いのでは…。
しかも私はちょうどセールの時に購入できたので50匹+αが1250円でした!
てっとり早く近くのペットショップで入手しようと思ったら1匹60円くらいだったのですごく得した気分です。
メール便で届いたミナミヌマエビ
しかし、三九屋で送料無料のミナミヌマエビを購入する際には、【メール便で届く】ということに注意が必要です。
いったいどんな感じで送られてくるんだろうと私も少し心配していたのですが…
こんな感じでほんとにメール便で届きました。
袋の中で水がチャプチャプいってる…。
開けてみると中にはジップロックに入って白色食品トレイの上にのせられたエビたちが!
えーすごい。
さらに、新聞紙で巻かれていてかなり丁寧にしっかりと梱包されていました。
でもこの配送方法、夏場はちょっと怖いですね。
メール便はポストに投函されるため、日当たりの良い場所にポストがある家ではすぐに回収できないと水温が急激に上昇し、エビが全滅してしまう可能性があります。
三九屋は送料無料のメール便のほかにもゆうパックで送ってくれるミナミヌマエビも取り扱っているようなので、夏場や発送地(愛媛)から遠い地域の場合はそちらを利用したほうがいいかもしれません。
三九屋のミナミヌマエビに対する口コミ・レビューのまとめは以下の通り↓
レビュー総数は少なめながら悪い評価はほとんどありませんでした。
死着は気温や配達員さんの荷物の扱い方にもよると思うので難しいところですね。
その他ミナミヌマエビを取り扱っているお店(アクア・ライフ、フォーカスなど)
その他、ミナミヌマエビを取り扱っているショップには、以下のようなところがあります。
- アクア・ライフ
- フォーカス
- チャーム
これらのショップでは、宅配便でミナミヌマエビを届けてくれるようです。
特にアクア・ライフは、たまに期間限定で送料無料(宅配便)のミナミヌマエビを超特価で販売していることがあります。タイミングよく見つけられた方はラッキーで、お得に購入できるチャンスです。
ただし、私はアクア・ライフのレビューで「スジエビが混ざっているかも?」という情報を見つけてしまい、少し不安に感じました。そのため、私は三九屋で購入することにしました。
テナガエビ科のエビの一種。
獰猛な性格で食性はほぼ肉食。
水生昆虫や小型甲殻類、メダカなども捕食しエサ不足になると共食いを起こす。
稚エビの頃はミナミヌマエビとの区別がつきにくく、混泳させているとミナミヌマエビが捕食される。
(加筆)アクア・ライフのミナミヌマエビ
翌年、アクア・ライフでもミナミヌマエビを購入しましたが、死着もほとんどなく特に問題はありませんでした。値段は送料込みで1600円くらい。
(加筆)フォーカスのミナミヌマエビ
フォーカスでも購入してみました。値段は送料込みで2000円くらい。
フォーカスは楽天市場やYahoo!ショッピングで高評価を得ているだけあって、梱包状態が非常に良く、エビたちも今まで購入したお店の中で一番元気で活き活きしていました。
サイズも大きめで形の揃ったエビたちが入っていて、卵を抱えた雌もたくさんいました。ちなみに購入したのは5月です。
私の注文分がたまたま良かったのかもしれませんが、質の良いエビを送ってくれて感謝感激。おすすめのお店です。
不満点は1点だけ。それはサカマキガイが混入していたこと。
気にしない人もいるかもしれませんが、私はサカマキガイがあまり好きではないので…
私と同じく水槽内にサカマキガイが入らないよう気をつけている人は注意してください。
ミナミヌマエビ50匹+αの数を数える
三九屋から届いたミナミヌマエビ、見たところ死着はなし!
みんな元気に動いていました。
しかしこれ、ほんとに50匹いる…?
袋の中をパッと見た感じでは20匹くらいしかいないように見えたのですが…
容器に移して数えてみると、いました。50匹以上!
『50匹+α(補償分として5匹)』ということだったのに55匹より4匹も多い59匹!
しかも59匹ってキリが悪いからもしかしたら数えられてないだけで60匹いるのかも。
こんなにたくさん送ってもらえるなんて感激です。
どうやら少なく見えたエビたちは袋の中に一緒に入れてくれていたアナカリスに重なってしがみついていたようですね。
エビは輸送時には何か掴まれるものがないと動き回って弱ってしまうらしいのでアナカリスが入っててよかった。
三九屋って取り扱ってるものが色々特殊でなんだか不思議なお店だな~と思ってたんですが、ミナミヌマエビはたくさん入れてくれてるしアナカリス3本のほかにもちゃんと酸素の錠剤もつけてくれてて非常に良心的なお店でした。
水合わせをしてビオトープへ
エビはメダカよりも水温や水質の変化に敏感らしいのでしっかり水合わせを行ったのち、慎重にビオトープにお迎えしました。
ほぼ60匹のミナミヌマエビ、さすがにうちのビオトープに全部入れるには多いので半分は実家とお隣のメダカの匠におすそ分けして残りの30匹のうち20匹をまず先にビオトープへ。
全部入れて全滅されたらいやだし、一気に生体が増えて水が悪くなるのも避けたかったので2回に分けて入れます。
第1班の20匹のエビたちはすばしっこく動いてあっという間に物陰へ。
どこにいるのか全然わからない…。隠れるのがめちゃくちゃ上手です。
特に昼間は見つけられません。
20匹全部生存してるんだろうか…どこか見えないところで死んじゃったりしてないかちょっと心配ですがもう確認はできそうにありません。
第2班は発砲スチロールボックスで待機中。
ビオトープよりは狭いけど結構快適なのかな?今のところはみんな元気で誰も☆になった子はいません。
アオミドロが付いたホテイアオイの根っこを入れてあげるとわらわら群がってきてみんなでツマツマしてました。
浮草につかまって仰向けになってエサを食べたりちょこまか動いてるのがかわいいです。
こっちはビオトープよりもちゃんとエビたちの様子がわかるのでこれはこれで面白い。
このまま発泡スチロールボックスで観察したい気もしますが…第2班ももう少ししたらデビューしてもらおうと思っているので、合流したらみんなで元気にビオトープの掃除を頑張ってもらいます。
最近トロ舟のフチやホテイアオイの根っこに付着し始めているアオミドロをガツガツ食べてくれることを期待!
ちなみに…
川から一つだけもらってきた藻付きの石(詳細は【レイアウト編】)は腹ペコのメダカとミナミヌマエビたちによってあっという間に坊主にされてしまいました。
この勢いでアオミドロもお願いします…!
ミナミヌマエビのYouTube動画
数か月経って随分殖えました。コケ取りやアオミドロの除去に大活躍してくれています!
ビオトープで緑の絨毯をつくる時にもミナミヌマエビのコケ取り能力は頼りになります。
#ビオトープ #ミナミヌマエビ