3月はまだ暖かい日と寒い日が交互に来るような気温が不安定な日が続いていましたが4月に入ってからは安定して暖かい日が続いています。
メダカたちの活性も上がってきてビオトープや発泡スチロール飼育箱が賑やかになってきました。
冬の間はあまり水が汚れないので放っておいてもよかったのですが、水温が上がってくると溜まった汚れや生き物の排泄物が悪さをし始めるので、ここ数日は水槽の掃除に明け暮れています。
メダカたちの多くは無事に越冬完了!
一番小さいのだと1cmにも満たないサイズの子がいたので心配していましたが、なんとか今年の厳しい冬を乗り越えてくれました。
稲藁やビニールシートさまさまですね。
➡(当ブログの記事)【メダカビオトープ】藁とビニールシートの一工夫で無事に越冬完了!
冬の間、メダカたちは基本水の底のほうでじっとしていたので元気に泳ぎ回る姿を見るのは久々。
一部のメダカは越冬前に比べると若干色味が鮮やかになった気がします。
濡烏(ぬれがらす)~陽之印~
まずは「もみじと苔のビオトープ」で飼育している【濡烏~陽之印~】。
ブレブレ(笑)
ビオトープの子たちは常に全力で泳いでいるので写真を撮るのも一苦労です。
【濡烏】は、1年程前に後述する【プラチナブルー-輝-】【オーロラベルベット】と一緒にメダカ通販ショップ『めだか本舗』で購入した改良メダカです。
➡(当ブログの記事)メダカ通販サイト『めだか本舗』を初利用!発送は遅いけどおまけの多さに驚き
最初はただの黒っぽいメダカだったけど、日を追うごとに色やラメが出てきて今ではこんなにきれいなメダカになりました。
ラメはほとんどの子に乗っていますが、それに加えて頭や背中の一部が赤っぽい子や全身が琥珀色の子、全身黒っぽい子など、特徴はさまざま。
このメダカたちは「陽之印」というネームがついているけれど、めだか本舗さんのサイトを見ると同じ【濡烏】でも「古代魚風」「RED」「烈火(れっか)」「銀朱(ぎんしゅ)」「錆(さび)」「黒系統」「フラッシングレッド」「基(もとい)」「二ノ世、三ノ世(にのよ、さんのよ)」など、いろいろな種類があるみたいですね。
きれいなメダカなのですごくおすすめですが、越冬でかなり痩せてしまった子もいるので体は少し弱めなのかもしれません。
プラチナブルー-輝(かがやき)-
次は「レンガのビオトープ」で飼育している【プラチナブルー-輝-】です。
こちらも動きが速すぎて写真がブレブレ。
ただ、青っぽい銀色の体でラメがびっしりというのは分かりますね。
この子たちは皆ほとんど同じ姿。”固定率が高い”というやつなんでしょう。
背中だけが金色だったり、全体的に金色っぽい体色の子が数匹いますが、ほぼ同じ姿なのでやや面白みには欠けます。
でも、広いビオトープでたくさんの【プラチナブルー-輝-】を泳がせるとイワシとかサバみたいな青物っぽくて面白い。
とてもきれいなメダカだし、冬の間も痩せたり病気になる子がいなかったので初心者にもおすすめの体が強い改良メダカだと思います。
オーロラベルベット
3種類目は黒の発泡スチロール容器(メダカの2世帯住宅)で飼育している【オーロラベルベット】。
【オーロラベルベット】の中でもかなり個性が出ている子を集めて発泡スチロールで飼っているのですが、【濡烏】や【プラチナブルー-輝-】と違って特徴が分かりにくい種類です。
2匹だけ白いのがいるけれど、それ以外は黒茶ベースでラメが乗っているのかいたりいなかったり。
前述の2種に比べると地味なので渋いメダカが好きな人にはおすすめかもしれません。
ただ、寒さに弱いのか元々の体が弱いのか、冬場に一番調子が良くなさそうだったのは【オーロラベルベット】でした。
寒い日が続くとすぐにヒレを閉じてしまったりと、他のメダカたちに比べて少し弱く感じました。
美白三色通常鱗-豊柄(ゆたがら)-&深紅(しんく)
最後は黒の発泡スチロールで飼育している【美白三色通常鱗-豊柄-】と【深紅】。
この2種は購入からまだ1年経過していませんがついでなので紹介します。
【美白三色通常鱗-豊柄-】から。
1cm未満の稚魚が40匹くらい届いたのですが、しばらく育ててみて赤・白・黒の三色が出たのは10匹もいないくらいでした。
狙った色がなかなか出ないといわれる三色メダカの難しさというか、奥の深さ的なものを感じましたね。
どの子も柄が違うし本当に面白い。
三色メダカにハマる人が多い理由がよく分かります。
自分の気に入る三色メダカをつくりたいと思えば、飼育箱を何十と揃えたりととんでもない深い沼にハマっていきそうなので私は自重したいと思います(笑)
そしてこちらが【深紅】。
赤いメダカは一般的には【楊貴妃メダカ】と呼ばれていると思うんですが、めだか本舗さんは独自の名前をつけて販売しているみたいですね。
これで大体9か月目くらい。真っ赤ではないけれど、まあまあ赤い。
気になったのは普通の体形の子が半分くらいしかいなかったことです。半分くらいはダルマと半ダルマ。
あと、スモールアイ(点目)の子も3匹(1匹は片目だけ)。視力が弱いのに意外とご飯を食べるのが上手で驚きました。
三色や深紅はまだまだ若いので、ここからもっと色が鮮やかに出てくれるはず。
これからも大事に育てていきたいと思います。
以上、無事越冬に成功した我が家のメダカたちでした。
参考にさせていただいた記事・サイト
- メダカ販売 めだか本舗