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メダカ・ビオトープ

【メダカビオトープ】越冬明けは早めの掃除&水換えでアンモニア対策

寒い冬が終わり少しずつ暖かくなってきました。

ようやくメダカシーズン到来です!

越冬明けメダカビオトープの最初の作業は掃除&水換え

まず最初にやることは、今年もきれいにビオトープを眺めるためのメンテナンスから。

ビオトープにメダカなどの生体がいる場合の越冬の基本は「触らないこと」なので、冬支度を終えた後はたまに足し水するくらいでした。

(当ブログの記事)メダカの越冬対策のために稲藁(無農薬有機栽培)を通販で購入

なので、どのビオトープも越冬後は基本荒れ気味…。

冬越し後のメダカビオトープ2

冬越し後のメダカビオトープ

落ち葉や越冬に使った稲藁、枯れた水草などを片付けたり、水温が低いうちはあまり働けないミナミヌマエビの代わりにコケやアオミドロを除去したりとやることはたくさんあります。




底床の掃除と水換えで生体に有害な物質を減らす

その中でも最優先でやっておきたいのがビオトープの底床の掃除と水換えです。

タイミングは水温が15度を超え今までじっとしていたメダカやエビなどが活発に動き始めた頃がおすすめですね。

目的はメダカやエビなどに有害な物質を減らすこと。

水温がある程度の高さで安定していてビオトープ内のろ過バクテリアがしっかり働いている状態なら、有機物分解菌が生物の排泄物や食べ残しの餌、死骸などの有機物を毒性の強いアンモニアに分解し、硝化菌がそのアンモニアを毒性の低い亜硝酸(ニトロソモナス属など)→硝酸塩(ニトロバクタ―属など)へと分解してくれます。

水生生物に対する有害度アンモニア(毒性強い)>>>>>亜硝酸(毒性やや強い)>>硝酸塩(毒性低い)

ところが、越冬後はこのバランスが崩れがちに…。

冬場はメダカやエビなどの水生生物の活性が低いので餌をあまり食べず排泄物も少ないのですが、春になり水温が上がってくると生物が活発に動き始め排泄物も増えてきます。

本来なら増えた排泄物や冬の間にたまった汚れなどを有機物分解菌がアンモニアに分解し、その後硝化菌がアンモニア→亜硝酸→硝酸塩と毒性の低い物質に分解してめでたしめでたしとなるはずなのですが…

硝化菌は有機物分解菌よりも繊細

実は硝化菌は有機物分解菌よりもかなり繊細

具体的には有機物分解菌よりも殖えるスピードが遅かったり(1/10程度)、温度の影響を受けやすかったり、阻害物質に弱かったりととにかくデリケート…。

今回のケースでは特に”温度の影響を受けやすい”というのが問題で、硝化菌は水温が15度以下になると活性が著しく低下します。

すると、亜硝酸や硝酸塩へと分解できなかったアンモニアの濃度が高くなっていき、生物に悪影響を及ぼします。

非解離アンモニアと解離アンモニア

さらに、水温が上がると水生生物に対する毒性が強い「非解離アンモニア」の割合が大きくなることにも注意。

非解離アンモニアと解離アンモニアとは

水中のアンモニアには「非解離アンモニア(NH3)」と「解離アンモニア(NH4+)」が存在する。
水生生物に対する毒性は主として前者の非解離アンモニアによるもので、前者は後者の300倍~400倍の毒性があるとされている。

非解離アンモニアと解離アンモニアの存在比率は水温とpHによって変化する。

pHが7.0の中性付近だと水温が15度の時の非解離アンモニアの割合は0.22%前後なのですが、水温20度まで上がると0.32%まで大きくなります。大体1.5倍くらいですね。

怖いのはビオトープ内のpHがアルカリ寄りの場合。

pH8の弱アルカリ性で水温が15度の時の非解離アンモニアの割合はなんと2.2%と中性域の約10倍!

硝化菌の働きが不十分な時期はビオトープ内のpHにも注意しましょう。

(当ブログの記事)【Apera pH測定器】メダカ水槽で使用した感想や校正方法

テトラ ブラックウォーター

pHがアルカリになりやすいビオトープには定期的にブラックウォーターを添加したりしてます

テトラ ブラックウォーター パッケージ裏

ビオトープの掃除&水換えにはプロホースエクストラがおすすめ

ちょっと難しい話も混ざりましたが、簡単にまとめるとこの時期に増えがちなメダカやエビなどの生体に有害な水中のアンモニア濃度を下げ、今後発生するであろうアンモニアの量も減らすために掃除&水換えをしよう!というわけです。

底床の掃除と水換え自体はそれほど難しくはなく、みんな大好き「水作」の『プロホースエクストラ』を使えば割と簡単にできます。

水作 プロホースエクストラL

トロ舟ビオトープだと少し長めのLサイズがおすすめ。

生体がいる状態でも使えて(ミナミヌマエビの吸い込みには注意!)、赤玉土や砂利などの底床にたまった汚れをしっかり吸い取りながら水換えができる点が気に入っています。

プロホースエクストラでビオトープの底床を掃除

作業自体は簡単なのですが、一気にたくさんの水を換えてしまうと環境が不安定になりやすいので、多少面倒だけど何回かに分けて少しずつ掃除していく方が良いと思います。

 

その他、水草が植わっていてプロホースが使えない所や発泡スチロールの小さいメダカ飼育箱の掃除などは「GEX」の『おそうじラクラク クリーナースポイト』を使用。

GEX おそうじラクラク クリーナースポイト 小型水槽用

クリーナースポイトで発泡スチロール飼育箱を掃除

小さくて手軽に使えるわりには吸い取り力が強いのでちょっとした掃除やハイゴケ・ウィローモスなどの植物に水をあげるのに重宝しています。

まとめ

今回は、越冬明けのメダカビオトープはアンモニアの濃度が高くなりがちなので掃除&水換えをして生体への悪影響を防ごうというお話でした。

掃除や水換えは絶対に必要な作業ではなく、ビオトープ内のバランスが上手にとれていれば長期間放置していても特に問題はありません。我が家のビオトープの中にも何年も足し水だけで維持できているものもあります。

ただし、生体の数が多い場合や前述の通りpHがアルカリ性寄りのビオトープは水中のアンモニア濃度が高くなっていたり生体への有害な非解離アンモニアの割合が大きかったりするので要注意。

これから春・夏・秋とメダカビオトープライフを楽しむためにしっかりメンテナンスしておきたいですね。

参考にさせていただいた記事・サイト




この記事を書いた人
ガガ

スポーツや読書、料理、調べものが趣味。
野球とサッカーは観戦するのもプレーするのも好きです。
TVはスポーツやアニメ、大河ドラマ、ドキュメンタリーなどをよく見ます。
料理は作るのも食べるのも好きですが甲殻類アレルギー持ちです…。

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