5月に入り暑すぎず寒すぎずのメダカ日和が続いていますね。
近づくと一斉に集まってくるメダカたちはとてもかわいいし、水面に広がった餌がわずかの間に消えていく光景を見ると胸がスカッとしてストレス発散になります。
越冬後のメンテナンスを終えビオトープも良い感じで安定中。
今回は我が家のトロ舟(プラ舟)メダカビオトープで育てている【水草】を紹介したいと思います。
去年メダカビオトープデビューしたばかりでまだまだ経験不足ですが、育成・管理する上で気づいた点などについても書いていくので参考にしていただければ幸いです。
メダカビオトープにおすすめの水草
ビオトープに入れる水草はどこで買える?
水草紹介の前にまずは水草の入手方法について。
近くに河川や水田、ため池がある人はそこで採取すれば無料で水草を手に入れることができますが、ため池や用水路などは個人や企業の所有地である場合も多いので勝手に採取せず必ず所有者の許可を得るようにしましょう。
ちなみに私は許可を得るのがめんどくさい、謎の虫が付いていたら怖い、などの理由で水草はお店で購入するようにしています。
見て選べて値段も安いホームセンター
水草を購入する時の私の第一選択は『ホームセンター』です。
以前はメダカビオトープに適した水草を販売しているお店は少なかったけれど、昨今のメダカブームの影響か多くの店で水草が見られるようになってきました。しかも結構売れてる。
ホームセンターで購入するメリットは、間近で見て選べることと値段がまずまず安いこと。
画像だけでは分からないことも多いので自分の目で見て選べるというのはやっぱりありがたい。
値段に関しても我が家の近くのホームセンター(3店舗)で売られている水草はどれも安価でした。ネット通販と違って送料がかからないのが大きいですね。
デメリットは販売している水草の種類が少ない、販売している期間が短く時期が過ぎるとコンディションの悪いものしか残っていない、など。
水草の種類はホテイアオイ、アマゾンフロッグピット、ロタラ、バコパ、ウォータークローバー、ウォーターコインなど、どのお店も大体同じ。売れ残ると困るので売れ筋の水草を置いている感じですね。
さらにホームセンターは水草を販売している期間も短い。
メダカビオトープの立ち上げが始まる4月中旬くらいから商品が売り切れるまで、というお店が多く当然ながらきれいなものから買われてしまうので残り物は不人気な種類だったりコンディションが悪いものになってきます。
ちなみに私は店員さんにいつ頃から販売が始まるのかを聞いておいて、販売開始してすぐ買いに行くようにしています。
いろいろな種類の水草が買えるネット通販
ホームセンターに欲しい水草がなかった時に利用するのはインターネット通販です。
楽天市場やYahoo!ショッピング(PayPayモール)、Amazonなどの有名ネットモールではさまざまな種類の水草が販売されています。
charm
その中でも有名なのは『charm(チャーム)』さんあたりでしょうか。メダカや熱帯魚以外にも犬や猫、小動物などほとんどのペット用品を網羅している人気店舗です。
販売している水草の種類が多く販売期間も長いので欲しいと思った時に購入できる便利さが気に入っています。
ただ、水草の値段はやや高めで購入金額によっては別に送料がかかってしまう(5980円以上で送料無料※2022年5月現在)のでホームセンターよりは割高になることも。
杜若園芸
今のところ有名ネットモールには出店していませんが、『杜若園芸(とじゃくえんげい)』さんもおすすめのお店。
杜若園芸さんは昭和38年創業の水生植物専門生産・販売企業。この業界のパイオニア的存在です。
卸売でも結構なシェアを誇っているのか、私がいつも購入しているホームセンターの水草はほとんどが杜若園芸さんが生産したものでした。
杜若園芸さんの植物はどれもコンディションが良く、種類も豊富なのが魅力。
ネット通販で購入したパールグラスとグロッソスティグマは根がびっしりで生命力が溢れていました。
通販で届いた苗とホームセンターで売られている苗は大きさが同じではないので比較しにくいですが、値段はほとんど変わらないと思います。
ただし、ネット通販では鉢サイズや個数に応じてまあまあの送料がかかるのでそれを含めるとホームセンターのほうがお買い得かもしれません。
その他にも水草を販売しているネット通販店はたくさんあるのでお気に入りのお店を見つけてくださいね。
ビオトープで育てている水草を紹介
前置きが長くなってしまいました。
それでは我が家のビオトープで育てている水草を紹介したいと思います。
ホテイアオイ
分類 | 原産地 | 開花期 | 耐寒性 | 耐暑性 |
浮遊植物 | 南アメリカ | 7月~10月 | 寒さに弱い | 直射日光が強すぎる場合は色褪せあり 明るい日陰に避難すると〇 |
まずは【ホテイアオイ】から。
ホテイアオイはゆらゆらと水面を浮かび漂う浮遊植物。
育成は簡単で日当たりさえ良ければビオトープに浮かべておくだけでどんどん大きくなります。
ホテイアオイの葉が水面を覆うことで真夏の暑さ対策になるし、ヒゲ状の根は水質の浄化・安定とともにメダカの産卵床の役割も果たしてくれます。
ホテイアオイと一緒に自作産卵床や市販の産卵床(割と値段高め)をビオトープに入れ、どれがメダカ好みなのかをテストしてみたところ圧倒的にホテイアオイに付いた卵が多かったです。ホテイアオイの柔らかくてふさふさした根がいいんでしょうね。
➡(当ブログの記事)メダカの好きな産卵床はどれ?おすすめはコスパ最高のセリア
黒っぽい根っこで少しグロテスクな外見をしているので好き嫌いはあると思いますが、数ある水草の中でもトップクラスにメダカとの相性が良い水草です。
条件が揃うと凄い勢いで増えるので適度に株分けをしてあげるといいでしょう。
ホテイアオイの株分けは簡単。↑画像のように紫色の細長い茎(ストロン)をハサミで切れば分離できます。
越冬に関しては、ホテイアオイは寒さに弱いタイプなので屋外に放置という環境では結構厳しいです。
我が家では冬の間もそのままにしていたホテイアオイはほぼほぼ枯れてしまい再起不能でしたが、メダカの寒さ対策のためにビニールシートを被せていたビオトープのホテイアオイはなんとか越冬できました。
春になってから枯れた部分をカットし、根っこもきれいにして浮かべておいたら完全復活しています。
総合すると、ホテイアオイは初心者でも育成しやすくメダカとの相性も良いおすすめの水草です。
アマゾンフロッグピット
分類 | 原産地 | 開花期 | 耐寒性 | 耐暑性 |
浮遊植物 | メキシコ、南米 | 6月~7月 | 寒さに弱い | 直射日光が強すぎる場合は色褪せあり 明るい日陰に避難すると〇 |
2種類目は【アマゾンフロッグピット】。
100円硬貨くらいの大きさの葉を数枚つけて水面を漂う浮草タイプの水草で、飼育が簡単で容易に増えたり寒さに弱い点などはホテイアオイによく似ています。
葉の大きさや模様は環境によって違ってくるようで、日当たりの良い場所で育てると葉が大きくなったり、富栄養化した水で育てると虎柄のような模様が出たりします。
条件が合うと根を長く伸ばし水中の養分をよく吸い取ってくれるので、水質悪化や富栄養化対策になったりメダカの隠れ家として役立ってくれます。
普通に飼育するだけでランナーを伸ばして新しい株をつくりどんどん増えていきますが、水面を覆いすぎてしまうとメダカの健康に良くないし他の水草の成長も妨げてしまうので適度に間引きましょう。
越冬に関してはホテイアオイよりも少しだけ寒さに強いくらい。ビニールシートを被せたビオトープでは一部が茶色く枯れてしまいましたが、なんとか越冬できました。
ウォーターバコパ
分類 | 原産地 | 開花期 | 耐寒性 | 耐暑性 |
抽水植物 | アメリカ | 5月~9月 | 寒さに強い | 暑さに強い |
3種類目は【ウォーターバコパ】。
根は水中にあって葉や茎を水面に伸ばす抽水植物で、肉厚で鮮やかな緑色の葉が特徴です。
飼育は簡単で、二酸化炭素や肥料なしでも日当たりの良い場所で管理すればどんどん増えていきます。
さらに暑さだけでなく寒さにも強く、青々とした状態のまま冬を越すことができました。
放っておいても結構な勢いで増えますが、基本は上に上に伸びるタイプなので、後述するウォータークローバーのように制御が難しくはありません。定期的にメンテナンスすれば鉢植えだけでなく直植えでも育てられる水草だと思います。
ウォータークローバームチカ
分類 | 原産地 | 開花期 | 耐寒性 | 耐暑性 |
抽水植物 | オーストラリア | ー | 寒さに強い | 暑さに強い |
4種類目は【ウォータークローバームチカ】。
四葉のクローバーのようなかわいい葉っぱが特徴の水草で、初めてのビオトープ作りの時にホームセンターで見つけて購入しました。
飼育は非常に簡単で寒さや暑さに強く、二酸化炭素や肥料なしでもどんどん増えます。
最初何も考えずに直植えしたのですが、ウォータークローバーの繁殖力は想像以上。わずかな間に茎を伸ばしビオトープ中に葉を広げていく始末…。
こまめにメンテナンスできる人以外は鉢植えで育てるのがおすすめの水草です。
ウォーターコイン(ウォーターマッシュルーム)
分類 | 原産地 | 開花期 | 耐寒性 | 耐暑性 |
抽水植物 | 北・中央アメリカ | 5月~7月 | 寒さに強い | 暑さに強い |
5種類目は【ウォーターコイン】。【ウォーターマッシュルーム】と呼ばれることも。
少し前にホームセンターで見つけ、見た目がかわいかったので購入しました。
寒さや暑さに強く日当たりの良い場所で育てるだけでOKの丈夫な水草で、ウォータークローバーと同様に制御が難しいくらい増えるということだったので念のために鉢植えで育てています。
事前情報の通りなかなかの成長速度で、太陽に向かって茎をぐんぐん伸ばし、ビオトープに入れてから短期間で葉の数も2倍近くに増えました。これは鉢植え栽培がおすすめですね。
ウォーターポピー
分類 | 原産地 | 開花期 | 耐寒性 | 耐暑性 |
浮葉植物 | 南米 | 6月~10月 | 寒さにやや弱い | 暑さに強い |
6種類目は【ウォーターポピー】。
こちらもウォーターコインと同じくホームセンターに寄った時に見た目が気に入り購入しました。
地中に根を張り水面に葉を浮かべる浮葉植物という分類の水草で、鉢植えの場合は鉢ごと水につけ葉が水面に浮くように、直植えの場合も葉が深く沈み過ぎないように調節します。
水面に浮いた葉が直射日光を遮るので夏場の暑さ対策に良さそう。
ポピーに似た薄黄色のかわいい花を咲かせるようなので楽しみにしています。
ロタラ ロトンディフォリア
分類 | 原産地 | 開花期 | 耐寒性 | 耐暑性 |
抽水植物 | 日本、台湾、中国 | 5月~9月 | 寒さに強い | 暑さに強い |
7種類目は【ロタラ ロトンディフォリア】。杜若園芸さんのように【ロトン”ジ”フォリア】と表記しているお店もあります。
個人的に小さめの葉がたくさんついた植物が好きなので、このロタラ ロトンディフォリアはドンピシャでした。
水質浄化効果などはそれほど高くないと思いますが、寒さや暑さに強く丈夫で花もきれい、と基本ほったらかしのビオトープにはおすすめの水草だと思います。
ロタラにはこのロトンディフォリア以外にも、ロタラHRAやグリーンロタラ、ロタラインディカなどいろいろな種類があります。
ウィローモス
分類 | 原産地 | 開花期 | 耐寒性 | 耐暑性 |
沈水植物 | 熱帯~温帯の世界各地 | ー | 寒さに弱い | 直射日光が強すぎる場合は色褪せあり 明るい日陰に避難すると〇 |
8種類目は【ウィローモス】。
ウィローモスは水生ゴケの仲間で、体全部が水中にあって固着して生活する沈水植物です。
テグスなどで石や流木などに巻き付けてしばらく置いておくとピタッと活着します。
メダカやエビたちとの相性は非常に良く、メダカの産卵床になったりエビの隠れ家として大活躍。
特にエビたちは自分たちの住処のように思っているのか、毎日一生懸命ウィローモスの手入れ(コケ取りなど)をしてくれています。
アオミドロが付きやすいイメージがあるのでエビを一緒に入れておくのをおすすめします。
➡(当ブログの記事)【ミナミヌマエビ編】初心者がベランダでメダカのビオトープに挑戦してみた
ヘアーグラス ショート(チシママツバイ)
分類 | 原産地 | 開花期 | 耐寒性 | 耐暑性 |
抽水植物 | 日本、アメリカなど世界各地 | 6月~9月 | 寒さに強い | 暑さに強い |
9種類目は【ヘアーグラス ショート】です。【ショートヘアーグラス】とも。
カヤツリグサ科の植物で、アクアリウムの世界では後述するグロッソスティグマと並んで前景草の代表格といわれています。
十分な光量とCO2、肥料を与えればランナーを伸ばし広範囲にふさふさと茂ってくれます。
個人的にこの水草の形状が好きで、ビオトープの前景で青々と茂ってくれればいいなあと思い導入したのですが、育成・管理は思いのほか難しい。
最初植えた時はなかなか育たず、さらに藍藻類という緑色のドロドロに覆われてしまい植え直す羽目になってしまいました…。
その後は良い感じに安定しているのですが、ヘアーグラスショートはコケが付きやすく手で取り除くのも難しいので(コケと一緒に抜けてしまう)、予めコケを食べてくれるエビやヒメタニシなどを多めに入れておくといいでしょう。
ヘアーグラスショート以外でもコケを食べてくれるエビは水草の維持管理にはなくてはならない存在です。エビ最強!
土に関しては、私は何も考えずに赤玉土をセレクトしたのですが、水槽での育成の場合は前景草には根付きやすくてランナーを伸ばしやすいソイルを選ぶ人が多いです。
➡(当ブログの記事)越冬可で手間も少なめ!ヘアーグラスショートで作るメダカビオトープの緑の絨毯
グロッソスティグマ
分類 | 原産地 | 開花期 | 耐寒性 | 耐暑性 |
抽水植物 | オーストラリア | 5月~9月 | 寒さに強い | 暑さに強い |
10種類目は【グロッソスティグマ】です。
グロッソスティグマは前述の通り前景に配置する代表的な水草です。
三つ目のビオトープを立ち上げる際、ビオトープの一部に緑の絨毯を作りたくてキューバパールグラスと一緒にビオトープに導入しました。
その後、だんだんと成長し良い感じになっていたのですが、冬前に大量のアオミドロに覆われて結局撤去することになってしまいました。
ショートヘアーグラスもそうですが、背の低い前景草は藍藻類やコケ、アオミドロなどにやられやすいのかもしれません。
対策としてはエビをたくさん入れる、富栄養化を防ぐ、pHがアルカリ性になりすぎないようにする、などが挙げられるかと思います。
現在は土を赤玉土からソイル(GEX ピュアソイル ブラック)に変更し、再度緑の絨毯に挑戦中です。
➡(当ブログの記事)【トロ舟メダカビオトープ】緑の絨毯作りにおすすめの水草、注意点など
ニューラージパールグラス
分類 | 原産地 | 開花期 | 耐寒性 | 耐暑性 |
抽水植物 | 南米 | ー | 寒さにやや弱い | 暑さに強い |
11種類目は【ニューラージパールグラス】です。
ニューラージパールグラスは地面を這って伸びていくタイプの水草で、上手に育てると土にべったりと匍匐しながら増えこんもりかわいく茂ります。
最初に導入したのは一つ目のビオトープ。
最初の内はなかなか増えなかったので、日光が足りないとか赤玉土では駄目なのかとかいろいろ考えましたが、夏頃から急速に増え始め現在はもさもさ状態になっています。
ニューラージパールグラスもその他の前景草同様コケやアオミドロが付きやすいですが、早い段階でエビやヒメタニシを入れておくとしっかりメンテナンスしてくれます。
エビのお気に入りのスポットなのか、我が家のニューラージパールグラスは常時数十匹のエビによってツマツマされています。
パールグラスにはその他にもたくさんの種類があるのですが、キューバパールグラスは導入したけれどうまく育てることができませんでした。ニューラージに比べるとキューバは育てるのが難しいと思います。
初心者におすすめなのはニューラージパールグラスですね。
マツモ
分類 | 原産地 | 開花期 | 耐寒性 | 耐暑性 |
浮遊植物 | 全世界 | 5月~8月 | 寒さに強い | 直射日光が強すぎる場合は色褪せあり 明るい日陰に避難すると〇 |
最後は【マツモ】。
マツモは湖沼や溜池、河川、水路などに生育する沈水性の浮遊植物。根がなく、水面下を浮遊するか特殊化した枝で水底に固着しています。
古くから栽培され安価で手に入りやすいことから”金魚藻”と呼ばれ、淡水魚のアクアリウムによく使われています。
- カボンバ…ハゴロモモ科カボンバ属に分類される種の総称。北米原産だが日本でも野生化している外来種。
- アナカリス…被子植物門トチカガミ科の沈水植物。「オオナカダモ」とも呼ばれる。北米原産で日本でも野生化している外来種。
- フサモ…アリノトウグサ科の多年生水生植物。日本に自生する在来種で世界各地に分布している。※「オオフサモ」は南米産の外来種(特定外来生物指定)
マツモの素晴らしさは水質浄化能力の高さです。
マツモやフサモ、ヤナギモ、クロモといった、体全部が水中にあって固着して生活する植物を沈水植物と呼ぶのですが、この種類の植物は一様に水質浄化能力が高いのが特長で、水中の窒素やリンなどをたくさん除去してくれます。
マツモは多くの沈水植物の中でも育てるのが簡単で、低水温下でも水質浄化能力が安定しているのでトップクラスに有能。”マツモ神”の名は伊達ではありません。
窒素やリンは水の富栄養化の原因で、苔を増やしたりグリーンウォーター化を進めてしまうため、それらを防ぎたい人にはマツモはおすすめだと思います。
成長スピードが速くいつの間にか水面下がマツモだらけになっていることがあるので、メダカたちが泳ぎにくそうにしていたら適度に間引いてあげるといいでしょう。
➡(当ブログの記事)【メダカビオトープ】水草の入れ過ぎに注意!多すぎるとメダカが病気になることも…
(番外編)稲
一般的な水草の紹介は終わりましたが、番外編としてビオトープにおすすめの2つの植物を紹介したいと思います。
一つ目は【稲(いね)】。田んぼで育ててお米を収穫するあの稲です。
去年の冬、ビオトープの越冬対策に稲藁を購入したのですが、稲藁の中に脱穀機から逃れたであろう稲穂が何本か含まれていました。
➡(当ブログの記事)メダカの越冬対策のために稲藁(無農薬有機栽培)を通販で購入
稲藁と一緒に稲穂もビオトープに入れておいたところ、春になったと同時に発芽。
その後、なかなかの速さで成長し、今ではこんな青々とした姿に。
根は立派でふさふさしているし、この成長スピードから鑑みるにビオトープ内の栄養分をかなり吸収していると思われます。富栄養化対策にはもってこいかと。
生き物たちも稲藁についている微生物を食べたり隠れ家にするなど、かなり気に入っている様子。
自然派ビオトープを目指している人は稲を入れてみるのも面白いかもしれませんね。
(番外編)ワイヤープランツ
もうひとつは【ワイヤープランツ】。
ワイヤープランツは緑色の小さな葉をたくさん茂らせる小低木です。水草ではありません。
基本的に地植えや鉢植えにして庭で育てる植物なのですが、水耕栽培も可能なので試しにビオトープに沈めておいたところ良い感じに育ち増えてくれています。
ビオトープに入れてからしばらくは葉がどんどん落ちていったのですが、ある程度経過し浸けておいた枝部分から発根すると安定し始め現在は青々と茂っています。
寒さにも暑さにも強く丈夫な植物なので、洋風のレイアウトに合わせてみてはいかがでしょうか。
まとめ
以上、今回は我が家のメダカビオトープで育てている12種と番外編2種、合計14種の植物を紹介しました。
- ホテイアオイ
- アマゾンフロッグピット
- ウォーターバコパ
- ウォータークローバームチカ
- ウォーターコイン
- ウォーターポピー
- ロタラ ロトンディフォリア
- ウィローモス
- ヘアーグラスショート
- グロッソスティグマ
- ニューラージパールグラス
- マツモ
- (番外編)稲
- (番外編)ワイヤープランツ
一部育成・管理が少々難しい水草もありますが、基本的にはどの種類も丈夫で屋外ビオトープでメダカやエビ、タニシなどの生物と一緒なら問題なく育てられるはず。
ビオトープ内の水質を良好に保ち生物たちの役にも立つ機能的な水草や、機能面はそれほどではなくても見た目で私たち飼育者を癒してくれる水草などたくさんの種類があるので、導入後のことをいろいろと想像しながらセレクトしてみてください。
※外来種の水草は生態系に悪影響を及ぼすため、野外に流出させたり捨てたりしないようにしましょう!
#メダカ #水草 #ビオトープ