長いようで短かった冬が明けいよいよ春。
今年の冬は気温が低い日が多かったのでビオトープのメダカたちも本当に大変だったと思いますがなんとか無事に初めての越冬完了!
メダカたちがほとんど落ちることなく冬を越せてホッとしています。
不安に思っていたけどメダカは案外強い魚なんだと再確認。
そんな我が家のメダカたちの越冬対策と春を迎えた現在の様子を紹介します。
越冬対策は藁とビニールシート
越冬対策のために行ったことは2点。
1点目は日光をある程度確保しつつ冷たい風や雨を防ぐために「ビニールシート」を軽めに被せたこと。
2点目は水質浄化効果や有益な微生物を発生させる効果が期待できるといわれている「藁(わら)」を水槽に入れたこと。
あとは水が減ったときに「アクアセイフ」を入れた水を足したくらいで基本は放置。
こんなので大丈夫かな…と不安でしたが、メダカって本当に強い!
水温は0℃付近から30℃後半にまで耐え、弱酸性からある程度のアルカリ性まで幅広く順応できるすごい魚です。
初めてメダカを飼うとき、○○してはいけない系の記事や動画をたくさん見てしまったのでメダカを飼うのは難しいと勝手に思い込んでいたのですが、実際飼ってみると生命力の強さに驚かされました。
水をある程度きれいに保つ、水温が低すぎたり高すぎたりしないように努力する、くらいができればメダカ飼育の基本はOK。
一部のデリケートな改良メダカ以外は誰でも飼える難易度の低い魚だと思います。
ただ、飼育放棄せず最後まできちんと面倒を見るという気持ちは必要です。
越冬完了したビオトープの様子
それではビオトープやメダカたちの様子を簡単に紹介。
バコパとクローバーのビオトープはメダカたちだけではなく元気に越冬できた水草たちの姿も。
ウォータークローバーとホテイアオイはほとんど枯れてしまいましたが、バコパやニューラージパールグラス、ウィローモスなどは青々としています。
このビオトープは他の水槽に比べて格段に日当たりが良く水温も高かったので真冬でも少し暖かい日にはメダカたちが餌を求めてよく浮いてきていました。
越冬完了も早くて屋外飼育なのにもう卵を抱えているメダカもちらほら。
何度か水換えも済ませたしもう少し暖かくなったら水草の手入れなんかもする予定です。
苔ともみじのビオトープのメダカたちも活発に泳ぎ始めました。
このビオトープもホテイアオイは枯れていましたがアマゾンフロッグピットやウィローモスは元気だしマツバイもなんとか生存。
ハイゴケとスナゴケは一部茶色に。復活させる方法を勉強しときます。
真っ赤に紅葉した後、葉が落ちたもみじも新芽が出てきています。
メダカ(濡烏)たちも元気いっぱい。
冬の間はミナミヌマエビやヒメタニシたちと一緒に稲藁を隠れ家として上手く使ってました。
餌切りしていた間も水の中のなにかを食べていたのか痩せている子はほとんどいません。太ってる子もいるし不思議。
発泡スチロール飼育のメダカたち
ビオトープではなく発泡スチロールで飼育していたメダカたちも元気に冬越しできました。
尾が閉じている子や痩せている子は0。どの子もプクッと太っていて良い感じです。
しかし冬の間足し水だけで全く水換えをしていない底のほうには汚れがいっぱい…。
水温が上がってくると腐敗して水質が悪化するので少し前にポンプで汚れ(緑色のドロドロ)をきれいに吸い取りました。
同じく発泡スチロール容器で飼育している三色メダカ(めだか本舗さんで購入)たちも無事に越冬完了。
メダカの赤色は冬を越すと鮮やかになるらしいけど現時点でははそれほど変わってないかも…?
これから色が濃くなってくるのかな?
今年はこの子たちのために新しく和風のビオトープを作れたらいいなと思っています。
とりあえずこんな感じで我が家のメダカたちは無事に越冬できました。
3つあるビオトープのうち2つはある程度きれいに維持できたのですが、洋風ビオトープがアオミドロにやられてしまい荒れに荒れているのでもう少し暖かくなったらリセットする予定です。
メダカの飼育自体はそれほど難しくないんだけどビオトープのpH管理って結構難しいんですよね…。
そのあたりもまた記事にできたらと思います。
アオミドロを除去する作業が地獄になりそうな予感…。