先日、楽しみにしていた【ドウシシャ】の株主優待品が届いたので早速紹介したいと思います。
企業が自社の株を購入してくれた株主に対して商品やサービスなどの”優待品”を贈る制度。
上場している全ての企業が実施しているわけではないが、2022年の時点で上場企業のうち約1500社が優待制度を導入している。
ドウシシャ(7483)の株主優待品の中身と感想
株式を100株以上1000株未満保有で2000円相当、1000株以上保有で3000円相当の自社オリジナル商品。
株主優待の権利確定日は3月末。
※2023年6月現在の情報です。詳細は公式サイトを確認してください。
2023年6月到着の株主優待品(2000円相当)は手延べそうめんギフト
ドウシシャの株主優待品が到着したのは6月上旬。
権利確定日は3月末だったので3か月後くらいに送られてくるという感じです。
2023年度のドウシシャ株主優待品は【手延べそうめんギフト】。
なぜドウシシャの優待品はそうめんなんだろう…?と疑問に思う人も多いかもしれませんが、実はドウシシャは以前からそうめんに力を入れていて、贈答用のそうめんギフトなんかも販売しているんです。

家にあったドウシシャのそうめんギフト
それではドウシシャの優待品のそうめんギフトをレビューしていきます!
外箱を開けて、まず驚いたのはパッケージの面白さ・オシャレさでした。
そうめんのパッケージなのに見た目は厚めの”本“(洋書風)。
さすがは面白い商品やオシャレな商品を多数販売しているドウシシャ。優待品にもこだわりを感じる。
さらにパッケージにはドウシシャのこれまでの歩みをまとめたものも。
ふむふむ…ドウシシャは1974年創業でもともとは漢字の”同志社”だった。1990年にカタカナの”ドウシシャ”に改称して、1995年に大証二部に上場、現在は東証プライム市場に上場、、、と。
なるほど。
どうせ優待品を贈るなら自分たちの会社のことをもっと知ってもらおうという姿勢、凄く良いと思います。
長崎県南島原市生産の有名ブランド『島原手延べそうめん』
それでは肝心の中身(そうめん)も紹介していきます。
<100株以上1000株未満保有>の株主優待品のそうめんは長崎県南島原市の株式会社川﨑製造のもの。
南島原市で製造されるそうめん【島原そうめん】は、”日本三大そうめん”(播州(兵庫)、三輪(奈良県)、小豆島(香川))には惜しくもカウントされていないものの、品質が高く生産量も多い有名そうめんブランド。
島原そうめんは細めだけど歯応えがしっかりあって美味しいので私も普段からよく買っています。たまにまずいのにあたることもありますが…。
長崎県南島原市で生産される島原手延そうめんは全国の手延そうめんの約30%を製造している、そうめんのトップブランドです。
島原手延そうめんは機械製麺のそうめんとはその製造工程が大きく異なり、時間をかけて丁寧に熟成させながら作ることで、茹で伸びしにくく、しっかりとしたコシと歯ごたえ、小麦の豊かな味と香りを楽しむことができます。
冷やしそうめんとにゅうめんで食べる
では、そうめんを調理していきます。
調理方法が記載された紙が同梱されているのはありがたい。
そうめんを調理する上で一番重要なのは茹で加減。この島原手延べそうめんの茹で時間の目安は約1分半です。
そうめん100グラムに対して水1リットルの割合で沸騰した湯の中にさばきながら投入。
茹で上がったらザルにとって、流水でぬるぬるが完全にとれるまでしっかりもみ洗いします。
透き通ったきれいなそうめん。美味しそう。
そうめんを茹でるのと同時並行で薬味(おかず?)も準備していきます。
人それぞれ好きな薬味は違うと思いますが、私の場合外せないのは卵焼きときゅうり。この二つをベースにその時食べたいものをプラスしていく感じです。
卵焼きに使うフライパンはもちろん…
ドウシシャのevercookフライパン!
実は私がドウシシャの存在を知ったのはこのevercookフライパンを購入した時なんです。
生まれてこの方、ずっとフライパンの”焦げ”に悩まされていたのですが、evercookのおかげで長いフライパン探しの旅はようやく終わりました。

その後、ドウシシャについていろいろ調べて高い商品力や販促力、そして稼ぐ力に納得し投資することに。
適正な株価がどれくらいなのかは分からないけど、個人的にはしっかり利益を出していて借金も少ない良い会社だと思います。
少し脱線してしまいましたが、卵焼きが完成したらその他の薬味と一緒に皿に盛りつけ。
今回の薬味は卵焼きときゅうりに加え、残り物のしいたけとタケノコの煮物の4種類です。
島原手延べ冷やしそうめん、おいしゅうございました!
冷やしそうめん以外の食べ方では「にゅうめん」もおすすめ。
あたたかいだし汁に茹で上げたそうめんを入れ、好きな薬味を乗せるだけの簡単料理です。
薬味は結構なんでも合うので、私はいつも冷蔵庫の残り物を有効活用しているのですが、今回は冷やしそうめんの残りのしいたけと刻んだネギ、後は鳴門わかめをチョイスしました。
安物のダメなそうめんだとにゅうめんにするとドゥルンドゥルンになりがちだけど、このそうめんは温かいだし汁の中でもコシが残ってて美味しかったです。
まとめ
以上、ドウシシャ(7483)の株主優待品の中身や感想はこんな感じです。
株式を100株以上1000株未満保有で2000円相当、1000株以上保有で3000円相当の自社オリジナル商品。
株主優待の権利確定日は3月末。
※2023年6月現在の情報です。詳細は公式サイトを確認してください。
2023年度のドウシシャの優待品は長崎県南島原市で生産されている「島原手延そうめん」でした。
細めだけどコシがあって、冷やしで食べてもにゅうめんで食べても美味しかったです。
最近は経営不振や株主平等の原則を理由に株主優待を廃止・改悪する企業も増えていますが、QUOカードなどではなく自社の製品を優待品として贈ることは宣伝の意味でも有効だと思うので、今後も続けてもらえればうれしいです。クロス取引対策で〇ヶ月以上保有限定とかの条件はつけた方がいいとは思いますが…。
ドウシシャは財務状況も良好だし時代の流れにもしっかり適応できる柔軟性の高い会社だと思うので、今後の成長にも期待しています!
※当ブログは個人的な感想や情報提供のみを行っており、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではありません。
執筆者の投資・資産運用系資格:日商簿記1級、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務)
参考にさせていただいた記事・サイト