夏場は大人しくなっていた新型コロナウイルス。
しかし、気温や湿度が下がり紫外線量も少なくなってきたのが影響しているのか、また少しずつ新規感染者が増えてきました。
欧州のように爆発的に増えることはないと思いますが上昇傾向なのは間違いないでしょう。
これまで以上に手洗いやソーシャルディスタンスの確保、マスクの着用などを徹底する必要があると思います。
マスクに関しては多くの会社から様々な商品が販売されているので、年初のような「商品自体がない」「高すぎて買えない」というような事態には今後もならないと思います。
けれど、有名メーカーのマスクは販売後すぐに売り切れというのが当たり前なので、私は気になるマスクがあればすぐ購入するようにしています。
今は病院などリスクの高い場所に行くときは不織布マスク、普段使いはクリオマスクやピッタマスク、ジムやジョギングの時にはミズノやバフのネックゲイターかアンダーアーマーマスクという風に使い分けています。
そして、今回健康ネックレスで有名な【ファイテン】からマスクが新発売されたので早速購入してみました。
しばらく使ってみたので着け心地などの感想を書いてみたいと思います。
ファイテン マスク ストレッチ メタックス
購入したのは【ファイテンマスク ストレッチ メタックス】という商品。
同じタイミングで【ファイテンマスク メッシュ メタックス】という商品も発売されましたが、値段は安いものの見た目があまり好みではなくカラーも白のみ、サイズも1サイズしかなかったので見送りました。
【ファイテンマスク ストレッチ メタックス】にはLサイズのブラックカラーがあって、マスクのつくりもしっかりしてそうだったのが買った理由です。
しかし、値段はなんと『3080円』とかなり高額!
以前購入したアンダーアーマーのマスクが3300円だったので、それに匹敵する高級マスクですね。

おまけのパワーテープとマスクバンド
ファイテンから送られてきた荷物にはマスク本体に加えておまけのパワーテープとマスクバンド(非売品)が入っていました。
パワーテープは炭化チタンが粘着面にコーティングされていて、これを痛いところに貼ると痛みが和らぐそう。
早速デスクワークで慢性的な痛みを抱えている右手の第1関節に貼ると少し痛みが和らいだような気がしなくもない。
マスクバンドは10~15cmに調整可能で、フックをマスクにかけて使うタイプです。
これを使うとマスク着用時に耳にテンションがかからないので長時間着用しても耳が痛くならないらしい。
早速使ってみると、確かに耳は痛くなくフィット感もかなり上がりましたが、髪の毛の上にバンドが乗るので日常使いではちょっとどうかなと。
ロゴが結構主張していることも含めて、使うならスポーツ時ですね。
マスクの素材は伸縮性のあるダンボールニット素材
マスク本体は伸縮性のあるしっかりとした素材(サポーターのような生地)でつくられており、前方が前に出た立体構造になっています。
パッケージ裏を見ると、使われている素材は本体がポリエステル96%ポリウレタン4%、耳部はブラックがナイロン100%、ホワイトはポリエステル100%と記載されていました。
公式サイトを見ると、採用されている生地素材は2枚の生地をつなぎ合わせた「ダンボールニット素材(抗菌・抗ウイルス加工済)」とのこと。程よい厚みがありながらも軽くて柔らか、さらに耐久性に優れ型崩れしにくいんだとか。
布マスクはペラッペラの素材が主流になっていますが、このマスクの素材は本当にしっかりしているので後述するフィット性も考慮すると一般的な布マスクよりは予防効果も高いように思います。
リラックス効果をもたらす「メタックス」技術
商品名の一部でもある「メタックス」とはファイテンが開発した水溶化メタル技術のブランドのこと。
ファイテンはチタンなど様々な金属を水に溶かす技術を持っていて、それらを商品素材の繊維一本一本に深く浸透させる事でリラックス効果などをもたらします。
メタックスというのは何種類かの水溶化メタルを素材に浸透させたファイテン最高の技術らしいです。
今のところ特に効果は感じていませんが、マスクを着けることの不快さを和らげてくれればありがたいです。
マスクのサイズ感や着け心地
マスクを着けるとこんな感じです。
サイズ感ですが、男性でもLサイズなら顔部分をしっかり覆えます。イコール、女性にはちょっと大きすぎかもしれません。
11月8日現在、ブラックはLサイズのみホワイトはMサイズのみの販売になっていますが、両カラーとも2サイズ展開したほうが多くの人に使ってもらえる気がします。ブラック=男性、ホワイト=女性というのも時代遅れですし。
マスクのフィット感は想像していたよりもずっと良く、個人的にはかなり気に入っています。伸縮素材を採用したことによる適度な締め付けが良い感じ。
締め付けによって耳部分が多少痛くなるかなとも思いましたが、太めで柔らかい素材なのが影響しているのか不思議と痛くありません。
立体構造+伸縮性のある素材=ずり落ちにくい
マスクのサイズが自分にピッタリ合っているのもあるんでしょうけど、下にずり落ちる感覚も少なめ。
横から見ればよく分かりますが、立体構造で口とマスクの間に大きめの空間があることで、一般的なマスクにありがちな会話による下ずれがかなり抑えられています。手でマスクを上に上げ直す動きが減るのは間違いないでしょう。デザイン的にはフラットな方がきれいなんですけどね。
口を動かしてもずり落ちが少ない点は会話が多い仕事についている人に好まれると思います。
ちなみにしっかりした生地を使っているので、マスクの重量は14グラムとそこそこ重めです。(参考:一般的な不織布マスク3グラム、アラクスピッタマスク2グラム、クリオスポーツマスク8グラム、アンダーアーマーマスク20グラム)
保管は同梱の抗菌ポーチで
保管はマスクに同梱されている抗菌加工ポーチ(ジップ袋みたい)にて。
埃などが付きやすい素材なので地味に嬉しい付属アイテムですね。
ポリエステルは細菌が比較的繁殖しやすい素材なので抗菌加工されているからと過信せずに必ず完全に乾かしてから保管するようにしましょう。
公式サイトに寄せられている口コミ・レビュー
ファイテン公式ショップに寄せられている口コミ・レビューは概ね高評価。現時点では★1~2はほぼ見当たりませんでした。
口とマスクの間に大きな空間があるのはやはり好意的に捉えられているようで「リップも付きにくい」というのは女性にとって大きなプラスポイントかもしれませんね。
マイナスの意見では私も書いたようにLサイズは黒、Mサイズは白のバリエーションしかないことが多かったです。
私たち消費者の意見を早く取り入れバリエーションを増やしてくれることを期待しています。
マスクの洗濯方法
このマスクは布製なので、もちろん洗って繰り返し使うことができます。
素材をできるだけ傷めない洗い方は以下がおすすめ。
- 洗面器にぬるま湯を入れてエマールやアクロンといった中性洗剤を十分に溶かす。
- マスクをしばらく浸した後で10回程度押し洗い。(もみ洗いは型崩れや素材を傷めてしまう)
- 繊維の中に洗剤が残らないようにしっかり濯ぐ。(洗剤や汚れが残りやすそうな素材なのでしっかりと)
- 水気を切った後に形を整え陰干し。(ちぎれる可能性のある耳部ではなく本体を留める)
公式サイトには<※洗濯の際は洗濯ネット使用>と書かれているので、洗濯機でデリケートな衣類と同じように洗ってもよいかもしれません。
マスクは口につけるのでPRTR法で指定化学物質に指定されている「合成界面活性剤」を使った洗剤は使いたくないという人には、新型コロナウイルスに対する不活化効果も認められている「純石けん分」を主成分にした洗剤がおすすめ。
商品名はシャボン玉石けんの「スノール液体タイプ」やミヨシ石鹸の「お肌のための洗濯用液体せっけん」などです。
まとめ
以上がファイテンの高級マスク【ファイテンマスク ストレッチ メタックス】のサイズ感・フィット性・着け心地などの感想です。
3000円の価値があるとは言い切れませんが、見た目や着け心地は悪くなく気に入っています。特に会話中でもマスクがずり落ちにくい点は個人的にかなり高評価です。
ファイテンのマスクはこれまでも何種類か販売されましたが、ある程度の期間で売り切れになって以降はなかなか同じものは再販されなかった気がします。
ただ、今後も新型コロナウイルスが完全に終息するというのは考えにくいので、形や性能は変わってもファイテンからマスクが販売される可能性は高いと思います。
もしファイテンから同じようなマスクが発売されたら、値段相応かはさておき、まずまずつくりの良いマスクだと思うので試してみてください!


しばらく使ってみて気に入ったので1個買い増ししました。
