新型コロナウイルスの流行によって外出時には【マスク】を着用するのが当たり前の社会になりました。
国民の多くがワクチンを接種した一部の国では少しずつマスクを外した生活に戻りつつありますが、日本ではマスクを外した以前のような生活に戻るにはもう少し時間がかかるでしょう。
流行初期は種類を問わず品薄だったマスクですが、今では不織布・ウレタン・布など様々な素材から自分の気に入ったものを選べるくらいまで供給が安定してきました。
たくさんのメーカーからいろいろなマスクが販売されている中、私が今メインで使っているのは健康アイテムメーカー【ファイテン】の【ファイテン マスク ストレッチ メタックス】というマスクです。

このマスクは1個3000円を超える高級マスクですが、個人的には値段に見合った価値がある良品だと思います。
生地も分厚くてしっかりしたダンボールニット素材が使われておりフィット感も良いので布マスクの中では感染予防効果が高そうな点もプラスポイント。
私はこのファイテンマスク2枚とスポーツブランドクリオの布マスク2枚をローテーションで使っているのですが、少し前からクリオのマスクの傷みが気になり新しいマスクを探していました。

そんな時に偶然見つけたのがファイテンの新発売マスク【マスク スーパーライト メタックス】です。
今回は4月15日に発売された【マスク スーパーライト メタックス】の特徴やしばらく使ってみた感想を書いてみたいと思います。
マスク スーパーライト メタックス
購入店はファイテン公式サイト。
ファイテン公式サイトで買うといつもおまけでパワーテープというシールを同梱してくれます(お試しだから6個だけ)。
これが地味にうれしくていつも肩とか腰とか気になるところに貼ってます。効果はあったりなかったり。ただ、ちょっと前に持病の耳鳴りに効けばいいなと「翳風(えいふう)」というツボに貼ってみたらわりと良い感じでした。

少し脱線してしまったのでマスクの話に戻ります。
マスクの特徴
この【マスク スーパーライト メタックス】の大きな特徴は以下の4点。
- 抗菌防臭・抗ウイルス加工が施された生地を採用
- 薄いポリエステルの接触冷感素材を使用
- 湾曲に縫製された薄型立体構造で口元すっきり
- 軽くて薄くやわらかな肌触りで長時間の使用も快適
この4点に加え、布マスクなので洗えば何回も使える点とファイテン独自の『メタックス』という技術が使われている点が特徴です。
『メタックス』とはファイテンが開発した水溶化メタル技術のブランドのこと。
ファイテンはチタンなどの金属を水に溶かす技術を持っていて、水に溶かした金属を商品素材の繊維一本一本に深く浸透させる事でリラックス効果などをもたらすそうです。
最近はファイテンの商品のほとんどにこの『メタックス』が使われています。
マスクの個人的感想
今まで買った布マスクの中で一番『薄い』
それでは【マスク スーパーライト メタックス】をしばらく使ってみた感想ですが…
商品を手に取って驚いたのはマスクの『薄さ』。とにかく薄くて悪い言い方をすればペラッペラです。
このマスクの値段は購入時点で税込1650円。通販ならこれに送料をプラス。
初見ではこの値段に見合う商品ではないと思いました。

ファイテン マスク スーパーライト メタックス
どれくらい薄いかというと、室内照明の光がこれだけ透過するレベル。照明の光源まで分かります。

CHRIO 冷感3Dマウスカバー
上画像は同じ1枚もの布マスクのクリオマスク。さすがに照明位置が分かるくらい薄くはありません。
ファイテンマスクは呼吸をしても結構な量の空気がマスクを通して前方に抜けていくので感染予防という意味では効果は低そうな気がします。
夏場でも息苦しくなく楽に着けられそうではありますが、<アリバイマスク>的な立ち位置の商品だと個人的には思いました。
マスクのサイズ感や着け心地
次にマスクのサイズ感や着け心地について。
まずサイズが約13cm×約17.5cmのワンサイズしかなく、私を含め顔が大きめの男性には少し小さいかと。ちなみに相方(女性)が着けるとやや大きめくらいでした。
マスクはサイズ感が大事なのでせめて1サイズではなくMとLの2サイズ展開にしてほしかったです。
次にフィット感ですが、これに関しては伸縮性が高い素材を使っているので非常に良好です。
最後に肌触り。
このマスクはやわらかな肌触りが売りのはずですが、私には生地が硬めに感じました。
私は硬いと感じるだけで肌触りが悪いとまでは思いませんでしたが、相方は少しチクチクざらざらして肌触りが好みではないとのことでした。
マスク スーパーライト メタックスの口コミ・レビュー
ファイテンの公式販売サイトのレビューを見てもかなり低評価が目立ちました。※後から良い評価を被せる傾向があるのでしばらくすると平均評価が高くなる可能性はあります。
不満点の多くはやはり「薄さ」と「サイズ」。値段に見合わないという声も多かったです。
新型コロナの影響でファイテンの強みであるスポーツ関連の商品がなかなか売れないのは理解できますが、質の悪い商品を販売し企業価値を毀損してしまうと信頼を回復するには相当な時間がかかります。
消費者の声をしっかり受け止めて質の良い商品づくりをしてもらいたいものですね。
まとめ
以上がファイテンの新発売マスク【マスク スーパーライト メタックス】の特徴や個人的な感想です。
現在使っている【ファイテン マスク ストレッチ メタックス】が非常に気に入っているだけに、正直この【マスク スーパーライト メタックス】は少し残念でした。
値段は一般的なポリエステル1枚タイプの布マスクに比べると高価ですが、私にはその値段に見合った価値があるとは感じられなかったです。
少しでも感染予防効果を高めたいなら【ファイテン マスク ストレッチ メタックス】のような厚めでしっかりした素材を使ったり、1枚よりも高い効果が期待できるように複数枚の生地を縫い合わせる方法があります。
予防効果は後回しでとにかく着けていて快適なマスクを追求したいなら、大前提として1サイズではなくサイズ展開を増やし顔に合うものを選んでもらい、その上でより肌触りの良い質の高い生地を採用するなど、こだわりを持ったマスクをつくってほしかったかなと。
次回新しいマスクをリリースする時はファイテンらしいこだわりのある商品を期待しています。
新商品開発と同時並行に【ファイテン マスク ストレッチ メタックス】の再販とブラックカラーのMサイズリリースもお願いします。