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日用品健康

【安価な洗えるマスク】ピッタマスクの感想(臭い・着用&サイズ感など)

日本だけで考えると一時は終息気配だった新型コロナウイルスでしたが、数日前から東京を中心に新規感染者数が急増し全国へと拡がる危険な状況になってきました。

当初は「マスク」による感染予防効果を疑問視していたWHOも「無症状でも着用を推奨」に方向転換し、効果の大きさを認めましたが、最近は一部の専門家やマスク着用が当たり前になることで不利益を被る企業の活動によって着用率が低下傾向になっているようです。

自粛明けの気の緩みやマスク着用率の低下などが新規患者数増加の一つの要因になっているのかもしれません。

体力のない子供やお年寄りは熱中症の危険性を考慮しつつ着用の有無を判断すべきですが、三密の危険性がある場所では自分がウイルスを保持している可能性を考えて他人に移さないようにマスクを着用すべきだと思います。

新型コロナの流行初期はマスクの供給量が少なく、転売屋などが暗躍していたこともあって品薄・値段高騰が日常化していましたが、多くの企業が使い捨てや洗って何度も使えるマスクを製造し始めたことや政府が布マスクを配り始めたことで供給が安定し(アベノマスクは関係ないかも)、現在は自分が好きな種類のマスクをある程度選んで買える状況になりました。

今回紹介する「PITTA MASK」(ピッタマスク)も数ある人気マスクのうちの一つです。

アラクス社製・国産マスク「PITTA MASK」(ピッタマスク)

アラクス ピッタマスク PITTAMASK パッケージ

「ピッタマスク」は愛知県名古屋市に本社を置く「株式会社アラクス」が製造しているポリウレタン製マスク。元々はおしゃれな花粉症対策マスクをテーマにつくられたようですね。

アラクスは1853年創業の老舗医薬品製造メーカーで、代表的な製品は「頭痛にノーシン」で有名な解熱鎮痛薬の「ノーシン」でしょうか。

2020年から中日ドラゴンズのオフィシャル・パートナーも務め、その縁もあってドラゴンズオリジナルのピッタマスクも販売しています。

ピッタマスクの特徴

アラクス ピッタマスク PITTAMASK パッケージ裏面

安心の日本製

コロナ流行当初は質の悪い中国製マスクでも我慢して使っていた人も多いと思いますが、現在は日本の工場で品質の高いマスクを製造している企業がたくさんあります。

最近の流れとして値段が多少高くても安心安全な日本製を選択する人が多くを占めるようになってきました。

「ピッタマスク」も日本製で、メーカー公式サイトには工場等の記載はありませんが、調べてみるとアラクスと同じ名古屋市にある「株式会社白鳩」の工場で製造されているようです。

同工場ではその他にPM2.5等の微粒子対策にも使える「BLOCK2.5」や外側に銀抗菌加工不織布を採用した3層立体マスク、最高級のコットンガーゼを使用したマスクなどをつくっているとの事です。

値段も安めで洗って繰り返し使える

マスク供給量が増え多少は値段が下がってきましたが、それでも以前と比べると全体的に値段が上がった感があるマスク業界。

しかし、ピッタマスクの希望小売価格は3枚入りで税抜474円と安めです(ただし、ほとんどの小売店が高めの価格設定をしています)。

さらに、洗って繰り返し使用できる点も高評価。

ポリウレタン素材を採用しているにもかかわらず特殊技術で花粉99%カットを可能にしているのも人気の理由ですが、3回洗ってもこのフィルター性能を保つことができます。

デザイン性の高さとセンスの良いカラーバリエーション

<仕方なくではなく楽しくマスクを着用するものと捉えるように、ファッションや気分によって選択する「MASK×FASHION」という新しいマスク文化を提案する>

2019年にはシンプルで機能的なデザインが評価され「グッドデザイン賞」も受賞。

<審査委員の評価>

素材の特性を十分に活かし、つけ心地や機能を追求、さらに繰り返し洗っても使えるという本製品は、2014年にはグッドデザイン賞のベスト100に選出されている。そこにカラーバリエーションを加え、選ぶ楽しみを広げて、マスク着用への心理的バリアを更に軽減した。花粉症や風邪対策など、マスクはもはや日本の日常風景になり、「仕方なくする」ものではなく「好きなものを選ぶ」ものへとシフトしている。使う人の心も体も軽やかにするこのような製品が、市場をますます活気づかせることを期待したい。

GOOD DESIGN AWARD |マスク [PITTA MASK]

カラーバリエーションの数はそこそこですが、どれも日常使いを想定したセンスの良い色合いだと思います。

ピッタマスクを使った感想

アラクス ピッタマスク PITTAMASK 中身 個別包装

それではレギュラーサイズ3枚入り(カラーはグレー)の「ピッタマスク」を実際に使ってみた感想を書いてみたいと思います。1枚ずつ個別包装されていたところは好感が持てましたね。

独特のポリウレタン臭

まず気になったのはにおい。

公式サイトのQ&Aにも記載されていますが、「独特のにおい」がします。

これはポリウレタン素材のにおいらしいのですが、化学物質チックなにおいなので耐え難い人もいるかもしれないと感じました(アミンという原料によるものらしい)。

「においが気になるようであれば、内袋から取り出した後に数回軽く振っていただいたり、お気に入りの洗剤などで手洗いしてからご使用ください」との事なので、気になる人は着用前に試してみるとよいかと思います。

日本ウレタン工業協会によると安全性については問題なさそうです。日陰で1~2日程風に曝すとにおいが軽減されるというアドバイスも記載されていました。

ピッタマスクの素材感

アラクス ピッタマスク PITTAMASK 実物

次は素材感ですが、私がイメージしていた感じとは若干違いました。

良くも悪くもポリウレタンという感じ。値段相応といえばそれまでですが、薄いスポンジのような質感です。

今回はグレーを選んだので特に気になりませんが、ホワイトは経時で黄ばんでくるというレビューも見受けられます。ポリウレタン特有の現象で効果などには影響はないようですが見た目が気になる人は濃いめのカラーを選んだほうがいいと思います。

フィット感は高く、当然不織布マスクのように毛羽立ちはないので鼻の中が痒くなることもありませんし、柔らかいので長時間着けても耳が痛くなることはありませんでした。

ただし、強度的にはやっぱり弱いです。少し力を入れればちぎれてしまいそうだし、何回か使っているとマスクの一部が欠けてしまいました。

乱暴に使わず優しく使うと長持ちすると思います。

それと、埃や動物の毛がつきやすいのでペットを飼っている人は使う前にコロコロで掃除しておくことをおすすめします。

ピッタマスクのサイズ感

ピッタマスクと不織布マスクの大きさ比較

ピッタマスクのレギュラーサイズと一般的な不織布マスクのレギュラーサイズの大きさを比較するとこんな感じ。

ピッタマスクは真ん中部分が口に合わせて膨らんでいるので同条件ではないものの、マスクのサイド部分(男性なら頬骨の下あたり)が四角形ではなく丸く切り取られた形になっているのでやや小さく見えます。

女性なら耳もとまでカバーできるけれど、男性で普通の顔の大きさなら横と下部分がやや小さく感じるかもしれませんね。ドラゴンズの与田監督らが着用しているのを見ると少し小さく見えます。

ピッタマスクの洗い方

公式サイトのQ&Aには「使用後には毎日洗ってください」と記載されています。私は毎日どころか着けて外す度に洗うようにしています。

公式推奨の洗い方は酸性やアルカリ性ではなく中性の洗剤を使って手洗いし、その後よくすすいでから陰干しする事。

メーカー推奨には逆らいますが、私は残留性が高く人体に危険な合成界面活性剤入りの洗剤で口に着けるマスクを洗いたくないので、人体にも環境にも優しい純石けん分を主成分とした洗剤を使用しています。※合成界面活性剤の多くはPRTR法で人の健康を損なうおそれ(発がん性、変異原性、感作性など)又は動植物の生息もしくは生育に支障を及ぼすおそれ(生態毒性)があるものとして指定化学物質に規定されている。

純石けん分(脂肪酸カリウムや脂肪酸ナトリウム)は新型コロナウイルスに対する有効性も確認されているので、1%程度の薄め液でマスクを洗えば十分不活化できます。※脂肪酸カリウムは0.24%以上、脂肪酸ナトリウムは0.22%以上。

シャボン玉石けんのスノール液体タイプやミヨシ石鹸のお肌のための洗濯用液体せっけんの純石けん分は約30%なので濃度調整もしやすいです(約30倍希釈で1%の薄め液)。

毎回洗うのが面倒という人には同じく新型コロナに対する有効性が認められた次亜塩素酸水がおすすめ。消臭力も非常に高いです。

マスクをたっぷり水で濡らした後にやや濃いめ(200ppm程度)の次亜塩素酸水をたっぷりかけてしばらく揉んだ後にしっかりすすげばOKです。※アルコールは素材を傷めてしまうし水に濡れたものに対する効果はない。

次亜塩素酸水はアルコール業界の力で偏った報道をされ、効果がないとか使いにくいイメージを植え付けられていますが、北海道大学の試験では少ない供試水で瞬時に新型コロナウイルスを検出不可能まで不活化したデータも確認されている非常に優秀な除菌剤です。

試験上は全く問題ありませんが、それでも安全性が気になる人はすすぎをしっかりするとよいでしょう。

 

以上が、ピッタマスクの特徴や実際に使ってみた感想です。

細かい不満点はあるものの値段を考慮すれば全て許せるラインですし、コストパフォーマンスは非常に高い商品だと思います。

普通にマスクとして使ってもいいですが、私は最近不織布マスクの下に着けています。

非常に通気性が良いので二枚着けしても息苦しさはあまり感じませんし(気温が高いところではやや蒸れが気になるのでおすすめできない)、不織布マスクのデメリットである複数回使用での毛羽立ちによる痒みも防ぐことができます。

ピッタマスクは洗うのが楽なのでフィルター性能の高い不織布マスクを汚さないように温存するという使い方にももってこいだと思います。

参考にさせていただいた記事・サイト

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この記事を書いた人
ガガ

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野球とサッカーは観戦するのもプレーするのも好きです。
TVはスポーツやアニメ、大河ドラマ、ドキュメンタリーなどをよく見ます。
料理は作るのも食べるのも好きですが甲殻類アレルギー持ちです…。

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