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日用品健康

座りすぎは危険!弾性着圧ストッキングの効果とおすすめ商品

新型コロナウイルスの流行以来、仕事がデスクワーク中心になっています。

一時は新規感染者の数が激減し、ようやく終息かとも思われましたが、従来株の2倍以上の感染力をもつデルタ株の登場で状況は一気に悪化しました。

その後も新たな変異株が出現し、ワクチンの効果も不十分なまま、連日過去最悪レベルの感染者を出し続けています。

こんな状況なのでまだしばらくはデスクワークの比率が減ることはないでしょうね。

デスクワークで起こる健康問題

デスクワークのデメリットは健康面の不調

長期間デスクワーク中心の生活を送ってみて、プラス面やマイナス面がある程度分かってきました。

プラス面は人にあまり気を遣わなくてもよくなったことや自分のペースで仕事ができること、マイナス面は目や肩、腰など健康面の不調です。

目に見える形であらわれた不調は「眼精疲労」や「肩こり」「腕の痛み」「手首の痛み」「腰痛」など。

一番きつかったのは眼精疲労ですが、これはホットアイマスクや定期的な目薬、そして葛根湯によって凌いでいます。葛根湯は風邪の初期症状に効く漢方薬ですが、目の疲れや頭痛にも効果があります。

(当ブログの記事)肩こりや眼精疲労対策には麻黄抜きの「桂枝加葛根湯」がおすすめ

座りすぎが引き起こす目に見えない不調と病気のリスク

目に見える不調はこんな感じで対応しているのですが、最近気になっているのが目に見えない不調です。

それは"座りっぱなし(座りすぎ)による不健康"。

数年前から漫画家やアニメーター、イラストレーター、小説家など長時間座っての作業が多い職業の方が若くして亡くなっていることが気にかかっていたのですが、少し前に見た記事を見てなるほどと得心しました。

座ったまま過ごす時間(座位時間)とがんによる死亡の関係を調べた研究で、1日の座位時間の合計が長いほどがんで死亡するリスクが高くなることが分かりました

「座りっぱなし」は健康むしばむ がん死亡リスク高く-日経電子版

12年、シドニー大学が中心になって行った調査結果が、世界中に衝撃を与えた。調査は、オーストラリア国内の45歳以上の男女22万人を3年近くにわたり追跡し、期間中に亡くなった人たちの生活スタイルを調べた。すると1日に座っている時間が4時間未満の成人と比べ、1日8~11時間座る人は15%、11時間以上だと40%も死亡リスクが高まるという。他にも、座りすぎによって大腸がんは30%、乳がんは17%も罹患リスクが上がるなどの研究結果も報告されている

座り過ぎで死亡リスク40%上昇…がんをも招くメカニズムとは? -AERAdot.

浦沢直樹の漫勉neo ep4 立って漫画を描く柏木ハルコ先生

少し前にNHKオンデマンドで見た「浦沢直樹の漫勉neo」で柏木ハルコ先生が立って漫画を描いているのが凄く印象に残っているのですが、最近は腰痛や肩こり対策、それ以外の病気予防など健康面を考えて立って仕事をする漫画家が増えてきているみたいですね。

長時間座って過ごす時間が多いと、がんだけでなく肥満や糖尿病、高血圧、動脈硬化などが進み、心筋梗塞や脳梗塞など多岐にわたる健康リスクを引き起こす可能性もあるらしいです。

太ももやふくらはぎの機能不全による代謝・血流悪化に要注意

なぜ長時間座っていることでがんになりやすくなるのかという詳細なメカニズムは解明されていないそうです。

しかし、『「座りすぎ」が寿命を縮める』などの著書もある早稲田大学の岡浩一朗教授によると、長時間座りっぱなしでいると太ももや第2の心臓とも呼ばれるふくらはぎの機能が十分に発揮されず、代謝や血流が悪化し免疫力が低下することで病気になるリスクが高まるとのこと。

これらの記事を読んだ後、改めて自分が一日どれくらいの間座ったままでいるのかを計算してみました。すると、公私合わせて10時間以上は確実に椅子に座っていることが分かりました。

このままで本当に深刻な病気になりそう…。

座りすぎによる病気のリスクを軽減する一番の方法は、座る時間を減らしてその時間を運動に置き換えることです。

軽い運動でもある程度の効果は期待できますし、中強度~高強度の運動ならかなりの効果が期待できるそうです。

弾性着圧ストッキング(ソックス)の効果とおすすめ商品

弾性着圧ストッキングは血行促進やリンパ液の流れ改善に効果的

今の環境のまま少しでも健康にいられる方法はないかいろいろ調べて辿り着いたのが【弾性着圧ストッキング(ソックス)】を履くことでした。

弾性着圧ストッキングは履くことで足の深部にある静脈を圧迫し血液の流れを速くする効果があります。

つまり血液を心臓に戻すポンプ機能を強化してくれるということですね。

日常ではむくみ解消、医療では下肢静脈瘤の治療や肺血栓塞栓症(PTE)を引き起こす手術中・手術後の深部静脈血栓症(DVT)予防など様々な用途で使われています。

弾性着圧ストッキングは数多くのメーカーから「圧迫圧」や「サイズ」「形状」の異なる様々な製品が販売されており、専門の病院では患者さんに適切な弾性着圧ストッキングをセレクトする資格者・弾性ストッキングコンダクターがいるところもあります。

製品の質や値段もピンキリで、安いものなら1000円程度、高いものなら数万円のものも販売されています。

私は現状特に何かの症状が出ているわけではないし、お金もあまりかけられないので数千円で買えそうなお試し的な製品を探してみることにしました。

メディキュットの弾性ストッキングは安価で評価も高くお試しには最適

私が見つけたのは【メディキュット】というブランドの【メディカルリンパケア ひざ下】という製品です。

メディキュットメディカルリンパケア弾性着圧ソックスパッケージ表

この製品は女性向けのデザインですが、男性用のものは値段が高かったり、安いものは品質が怪しかったりで納得できるものが見つからなかったので、しっかりしてそうで値段も安く評判も良いメディキュットを選びました。

末梢から中枢にむかい段階的に圧迫を加えて、静脈血やリンパ液のうっ滞による脚のむくみを緩和する効果効能があります。つらいむくみの改善、血行促進、リンパ液の流れの改善に。

MddiQTTO公式サイト

メディキュットは一般医療機器なので効果効能(むくみの改善、血行促進、リンパ液の流れ改善)の表示がされているのも安心ですね。

パッケージ裏面にはむくみのメカニズムや製品の効果効能、製品の特徴などが記載されています。

メディキュットメディカルリンパケア弾性着圧ソックスパッケージ裏

むくみとは皮下に余分な水分が溜まった状態を言います。通常水分は静脈とリンパ液を通じて心臓に戻されていますが、立ち仕事や座りっぱなしなど脚の筋肉を使わない状態が続くと、静脈やリンパ液のめぐりが悪くなり、水分が静脈に戻されず皮下組織にむくみが起こります。

ふむふむなるほど。

私は特にむくみを気にしたことはありませんが、むくみ対策に力を入れている女性の方は多いので、そういう人には最適かもしれませんね。

メディキュットメディカルリンパケア弾性着圧ソックス

ストッキングの形状はこんな感じで、足首からふくらはぎ、そしてひざ下にかけて段階的に圧迫を加えていくつくりになっています。

この圧力数値に関しては、メディキュットのルーツであるイギリスの圧力値標準規格にもとづいて設定しているとのことです。

メディキュットメディカルリンパケア弾性着圧ソックス 履き心地はなかなか良し

メディキュットにはいろいろな形状のものがありますが、今回購入したのはひざ下まででつま先がないタイプです。

基本家でのデスクワークが多いので「おうちで使用するのがおすすめです」の説明文を見て決めました。

普通に履こうとするときつくて難儀しましたが、裏返しにして先っぽだけを軽く履き反対側をクルクルと巻き込みながら履くと楽に履けました(説明が難しい)。

履いた感じは適度な締め付けで不快感も特になく良い感じです。

クイックリフレ ショートタイプ

足首までのタイプ「クイックリフレ ショートタイプ」も買ってみました。

メディキュットクイックリフレ

メディキュットクイックリフレパッケージ裏

足首の締まりに若干違和感を感じますが、伸縮性が高いので普通の靴下感覚で楽に履ける点が気に入っています。

履き心地はつま先がない最初に買ったタイプの方がいいかなと思います。

メディキュットの弾性着圧ストッキングをしばらく履いてみた感想

その後、長時間のデスクワーク時には必ず履くようにして10日以上経ちますが、予想通り足の疲れやむくみは減ったように思います。

前までは足の裏が重くて老廃物が溜まっている気がしたので毎日念入りに青竹を踏んでいたのですが、最近は特に気にならなくなりました。

最大の目的である血行改善効果による病気予防は目に見えて分かるものではないので何とも言えませんが、足のコンディションを考えると一定の効果はあるでしょう。

私と同じようにデスクワークなどで長時間座りっぱなしでの作業が多い人は是非弾性ストッキングを試してみてください。

メディキュットの製品は安価で評価も高くお試しには最適です

運動時にも使えるカーフスリーブもおすすめ

弾性着圧ストッキングと同じように、運動時にもふくらはぎをサポートしてくれるアイテムがあります。それが【カーフスリーブ】です。

カーフスリーブの基本的な効果は一般的な弾性着圧ストッキングとほぼ同じですが、より手軽に着用できる点とブランドロゴなどがついているスポーティーなデザインの商品が多いので"見せられる"という点に優位性があるかなと。

逆にデメリットは若干値段が高いことですね。

カーフスリーブは、さまざまなメーカーやブランドから販売されていますが、私がおすすめするのは【ZAMST(ザムスト)】や【Goldwin(ゴールドウイン)】など。

ザムスト カーフスリーブ

ザムストのカーフスリーブは、足首からふくらはぎにかけて圧力を段階的に弱める設計で、疲れやすいふくらはぎをしっかりサポートしてくれます。

伸縮性や耐久性にも優れており、快適に着用できます

ゴールドウイン インスピレーションカーフリーブ

ゴールドウイン インスピレーションカーフリーブは一般医療機器

ゴールドウインのカーフスリーブは、一般医療機器として認定されており効果効能の表示がされています。

むくみの改善、血行促進、リンパ液の流れの改善に効果があります。

ザムストやゴールドウインのようなスポーツメーカーではありませんが、理学療法士監修と低価格がセールスポイントの【Rela Kino(リラキノ)】というメーカーの商品も試してみました。

RelaKino ふくらはぎサポーター

値段が値段なのでそれほど期待していませんでしたが、着圧具合や着け心地も悪くなく良い感じです。

長さはやや短めでサイズ感もやや小さめ。圧迫感が強すぎるのが苦手な人は大きめサイズを選ぶとよいでしょう。

日常のケアだけではなく運動時のパフォーマンスアップにも弾性着圧ストッキングを使いたいという人にはカーフスリーブもおすすめです。

まとめ

デスクワークが増えたことによる健康問題とその対策について紹介してみました。

デスクワークにはプラス面とマイナス面がありますが、目に見える不調や目に見えない不調に注意する必要があります。

特に、座りすぎはがんや心血管疾患などのリスクを高めることが研究で示されています。

座りすぎによる病気のリスクを軽減するには、運動や弾性着圧ストッキング(ソックス)やカーフスリーブなどの着用が効果的です。

デスクワークによる健康問題に気を付けて、弾性着圧ストッキングやカーフスリーブを試してみることをおすすめします。

この記事を書いた人
ガガ

猫飼い歴30年以上の猫好き、生き物好きで、スポーツや読書、料理、調べものが趣味。
野球とサッカーは観戦するのもプレーするのも好きです。
料理は作るのも食べるのも好きですが甲殻類アレルギー持ちです。

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