メダカビオトープの景観向上を目指し、新たな素材として『スライス溶岩石』を活用しました。
今回はチャームで購入した3Lのものを使用し、メダカビオトープに洞窟風のレイアウトを作成しました。
スライス溶岩石の特徴
- 厚さ約1cmの薄いプレート状
- 3〜8cmとさまざまな大きさ
- 表面の孔の大きさも様々
- 色や形に多様性あり
- 1Lと3Lの2種類のサイズ展開あり(チャーム楽天市場店で1Lは約1,100円、3Lは約3,000円、いずれも送料別)
スライス溶岩石のメリットとデメリット
メリット
- 水質浄化効果:多孔質構造によりろ過バクテリアが定着しやすい
- 水の透明化:グリーンウォーター対策に有効
- 耐久性が高く長期使用可能
- 水草の活着に適している
- 自然な景観を作り出せる
- 生物の隠れ家として機能
デメリット
- 尖った部分で生物がケガをする可能性
- 水質へのわずかな影響(pHと硬度が若干上昇)
これらのデメリットは適切な使用方法と注意深い観察により最小限に抑えることができます。
➡(当ブログの記事)【メダカビオトープ】溶岩石の効果やメリット・デメリット
レイアウト作成プロセス
- スライス溶岩石を水洗いして汚れを落とす
- 大きめのものを基礎として配置
- 小さめのものを少しずつ積み上げる
- 自然な洞窟の形状を意識しながら積み上げて完成

植物やゴミなどがついているものもあるので気になる人はしっかり洗浄しましょう。
洞窟の上部は水面から出るようにし、エアリフトポンプを設置して水の流れを取り入れました。
水面から出ている部分にはシノブゴケを配置し、より自然な雰囲気を演出しています。
➡(当ブログの記事)エアリフトポンプでメダカビオトープをもっと楽しく!メリット・デメリットと使い方
完成した洞窟風レイアウトの効果
この洞窟風レイアウトは、前述の水質浄化効果などの機能性に加え、メダカ、シマドジョウ、ミナミヌマエビなどの水生生物に隠れ家を提供します。
また、ビオトープに立体感と奥行きを与え、自然に近い景観を創り出します。
ユーザーの評価と口コミ
スライス溶岩石は、多くのユーザーから高い評価を得ています。以下に主な口コミをまとめました。
- 多様性と使いやすさ
- 「大小様々なサイズが入っており、レイアウトの幅が広がる」
- 「軽量で扱いやすく、必要に応じて簡単に割って使用可能」
- 「水槽やビオトープの多様なニーズに対応できる」
- 生物への配慮
- 「エビや小魚の隠れ家として最適」
- 「多孔質構造により、バクテリアの住処となり水質浄化に貢献」
- 自然な景観の創出
- 「遺跡や自然の岩場のような雰囲気を演出可能」
- 「水草の活着に適しており、自然な水中景観を作り出せる」
- コストパフォーマンス
- 「量が多く、お得感がある」
- 「様々な用途に使えるため、活用の幅が広い」
- 注意点
- 「天然石なので色味が予想と異なる場合がある」
- 「鋭利な部分があるため、取り扱いには注意が必要」
これらの口コミからわかるように、スライス溶岩石は初心者からベテランまで幅広い層に支持されているようです。
まとめ
スライス溶岩石で作る洞窟風レイアウトは、ビオトープに自然な立体感を与え、魅力的な景観を創出します。また、水質維持にも貢献し、水生生物に適した環境を提供します。
特に珪砂や大磯砂など、ろ過バクテリアが住み着きにくい底床を使用している場合、スライス溶岩石を入れることで水質浄化・維持の助けになります。適切に使用すれば、長期的に魅力的なビオトープ環境を維持できるでしょう。
➡(当ブログの記事)メダカビオトープの底床(底砂)におすすめ!水作の「珪砂」を試してみた
スライス溶岩石を活用したビオトープ作りを、ぜひ検討してみてください!
YouTube動画|【メダカビオトープ立ち上げ】赤スコリア底床×溶岩プレート洞窟のレイアウト
#メダカ #ビオトープ #スライス溶岩石